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Lesson Transcript

INTRODUCTION
Naomo: こんにちは、ナオミです。
Kat: Kat here. “Spare Me the Japanese Negativity!” I'm Kat, and I'm joined in the studio by...
Naomi: Hello, everyone! Naomi here.
Kat: ナオミ先生~!
Naomi: はい。
Kat: Upper Intermediate Season5の第1回目のレッスンですね。
Naomi: そうですね〜。ちょっと緊張しちゃいますね。
Kat: そうですよね……。私、だっていきなりBeginner seriesから、いきなりこのUpper Intermediateになったので、緊張しております(笑)
Naomi: このUpper Intermediateのクラスは、ホストは固定せずに、ストーリーごとに変えてみたいと思います。
Kat: Lesson 1とLesson2は、私Katと
Naomi: 私ナオミが担当します。もちろん、ジェシーさんやクリスさん、ユウイチさんも、他のレッスンで登場しますよ。
Kat: 楽しみにしていてください。
Naomi: はい。では、早速レッスンに入りましょう。
Kat: このレッスンで勉強する文法は何ですか?
Naomi: 否定の「ず」と「ぬ」の使い方です。
Kat: 今回の会話は誰と誰の会話なんですか?
Naomi: お母さんと、大学生の息子さんの会話です。電話で話しているみたいですね。
保険について話しているので、保険の話をするときに便利な単語がたくさん使われています。
Kat: So in this lesson you'll learn the usage of the negative verb endings ず and ぬ.
This conversation is between a mother and her son in college. They're talking about insurance. So you'll come across vocab words which, unsurprisingly, are related to insurance! They're useful, trust me!(笑)
Naomi: では聞いてみましょう。
DIALOGUE
優太: もしもし?
お母さん: ユウちゃん?久しぶり。大学はもう、夏休みに入ったんでしょ?いつ帰ってくるの?お盆には帰ってくるんでしょ。
優太: ……それがさ、明日から海外に一人旅に行こうと思って。
お母さん: 明日?まったく……。親の心子知らずよね。ユウちゃんが帰ってくるのを、お母さん楽しみに待っていたのに。ああ、保険には入っておいてよ。
優太: なんだよ、それ。俺が死ねばいいとか思ってるわけ?
お母さん: 違うわよ。盗難とか事故とか、テロとか天災とかあるかもしれないでしょ。空港に保険の代理店があるから、そこで海外旅行傷害保険に入ってから行きなさい。
優太: えー?金の無駄だよ。
お母さん: そんなこと言わずに加入しなさい。転ばぬ先の杖っていうでしょ。いいわね?
優太: はいはい。
お母さん: 「はい」は1回。それから、見知らぬ人に声をかけられても、ついて行ったらダメだからね。
優太: はーい。
お母さん: それから……。
優太: 母さん、もういいかな。親知らずが痛くて、これから歯医者に行くんだけど。
お母さん: そうなの。じゃ、早く行ってきなさい。じゃあ切るわよ。またね。
Naomi: 今度は、英語の訳と一緒に聞いてみましょう。
優太: もしもし?
Kat: Hello?
お母さん: ユウちゃん?久しぶり。大学はもう、夏休みに入ったんでしょ?
Kat: Yū? It's been ages! It's already university summer vacation, right?
お母さん: いつ帰ってくるの?お盆には帰ってくるんでしょ。
Kat: When are you coming home? You're coming home for Obon, surely.
優太: …それがさ、明日から海外に一人旅に行こうと思って。
Kat: ... About that...starting tomorrow, I was thinking about going on a solitary trip abroad...
お母さん: 明日?まったく……。親の心子知らずよね。
Kat: Kat: Tomorrow? Good grief, children really don't know how much their parents love them.
お母さん: ユウちゃんが帰ってくるのを、お母さん楽しみに待っていたのに。
Kat: I was so looking forward to your coming home too...
お母さん: ああ、保険には入っておいてよ。
Kat: Make sure and get insurance!
優太: なんだよ、それ。俺が死ねばいいとか思ってるわけ?
Kat: What the — ? Are you saying it'd be good if I died? (laughs)
お母さん: 違うわよ。盗難とか事故とか、テロとか天災とかあるかもしれないでしょ。
Kat: No! You might get robbed or have an accident, or there might be terrorism or a natural disaster.
お母さん: 空港に保険の代理店があるから、そこで海外旅行傷害保険に入ってから行きなさい。
Kat: There's an insurance agency at the airport, so go AFTER you've registered for overseas travel accident insurance.
優太: えー?金の無駄だよ。
Kat: Huh? It's a waste of money.
お母さん: お母さん: そんなこと言わずに加入しなさい。転ばぬ先の杖っていうでしょ。いいわね。
Kat: Just register without saying things like that, please. Better safe than sorry, right? Are we clear?
優太: はいはい。
Kat: Yeah, yeah.
お母さん: 「はい」は1回。
Kat: Just say "yes" once.
お母さん: それから、見知らぬ人に声をかけられても、ついて行ったらダメだからね。
Kat: And if a stranger talks to you, you mustn't go with him, all right?
優太: はーい。
Kat: Ye-es.
お母さん: それから……。
Kat: And another thing...
優太: 母さん、もういいかな。親知らずが痛くて、これから歯医者に行くんだけど。
Kat: Mom, that's enough, surely. My wisdom teeth are hurting, so I'm about to go to the dentist.
お母さん: そうなの。
Kat: Oh, really?
お母さん: じゃ、早く行ってきなさい。じゃあ切るわよ。またね。
Well, hurry up and go. I'm hanging up. See you later.
POST CONVERSATION BANTER
Naomi: よくある親と子の会話でしたね。
Kat: ね〜。This is the type of conversation you often hear between parents and their loving offspring.
Naomi: 今回のダイアログでは「海外旅行傷害保険」という、外国に旅行に行くときに入る保険について話していましたが、どうですか?キャットさんは旅行するときには保険に入りますか?
Kat:うーん、そうですね。 私はいつも入らせられるんですね。
Naomi: 入らせられる?(笑)
Kat: 母や彼氏に保険に入るように言われます。
Naomi: あ〜。
Kat: だから、結局入りますよね(笑)
Naomi: キャットさんのことが心配なんですね〜。
Kat: うん、はい。心配してくれますね。ありがたいですけどね(笑)
Naomi: ところで、今キャットさんは保険に入っていますか?普通の保険。
Kat: 国民健康保険には入っていますけど、それは日本では法律なので、強制です。ナオミ先生は?
Naomi: たくさん入っていますねー(笑) 生命保険とか社会保険とか。まあ、社会保険は強制ですけど。
Kat: ああ、生命保険は “life insurance” で、社会保険は “social insurance” ですね。
Naomi: はい。で、保険の支払いだけで、毎月本当にすごい金額になるんですよ。まあ、日本人は保険好きですからね~。
生命保険についていえば、18歳以上の日本人の約80%の人が、生命保険に入っているらしいですよ。
Kat: えー、本当ですか!? そんなに? 若い人も生命保険に入っているとは、驚きですね。イギリスでは10代、20代の人はほとんど入ってないと思います。
You’ve probably gathered from what Naomi-sensei just said, Japanese people love Insurance of all kinds, and I was surprised to hear that around 80% of Japanese people over the age of 18 have life insurance. In the UK, I don't think many young people have life insurance at all. ところで、 ちょっと気付いたんですけど、日本語だと「保険に入る」って言うんですよね。
Naomi: あ、すごくいいポイントですね。英語だと「保険を買う」"to buy insurance" or "to get insurance" とか「保険がある」"to have insurance" って言うでしょうけど、日本語だと「保険に入る」とか「保険に入っている」というのが自然な言い方ですね。これは、けっこう外国人にとっては間違いやすいポイントかもしれないですね。
Kat: そうですね。今回のダイアログには「保険に加入する」も “join, or enter, insurance” とありましたが、これもよく使いますよね。
Naomi: あ、よく使いますね。じゃあ、単語を確認しましょうか。
Kat: OK. Let's take a look at the vocabulary for this lesson.
VOCAB LIST
Naomi: 加入
Kat: sign up for, join
Naomi: 加入 [slowly - broken down by syllable]、加入 [natural native speed]
Kat: Next
Naomi: 天災
Kat: natural calamity
Naomi: 天災 [slowly - broken down by syllable]、天災 [natural native speed]
Kat: Next
Naomi: 傷害保険
Kat: accident insurance
Naomi: 傷害保険 [slowly - broken down by syllable]、傷害保険 [natural native speed]
Kat: Ok, and next
Naomi: 盗難
Kat: theft, robbery
Naomi: 盗難 [slowly - broken down by syllable]、盗難 [natural native speed]
Kat: And finally
Naomi: テロ
Kat: terror, terrorism
Naomi: テロ [slowly - broken down by syllable]、テロ [natural native speed]
VOCAB AND PHRASE USAGE
Kat: では単語やフレーズを勉強しましょう。
Naomi: はい。このレッスンでは、ことわざを2つ紹介しようと思います。
Kat: You're going to introduce us to two proverbs? いいですね。最初のことわざ “proverb” は何ですか?
Naomi: 親の心子知らず
Kat: "There's no love like a parent's."
Naomi: うーん。確かにこの英語の訳は、辞書に載っているんですけど、ちょっとニュアンスが変わるかなと思うんですね~。
Kat: そうなんですか?
Naomi: うん。「親の心」というのは「親の気持ち」とか、「親が考えていること」という意味なんですね。「子知らず」、これは「子」は「子供」、「知らず」は「知らない」という意味です。だから、「子知らず」は「子供は知らない」とか「子供にはわからない」という意味。
Kat: じゃあ「親の気持ちは子供にはわからない」という意味ですね?
Naomi: そうです。「親がどんなに子供のことを思っているか、心配しているかっていうのは、子供にはわからない」という意味なんですね。
Kat: I see. So it's really more like "Children don't know how much their parents really care about them."
Naomi: そう。まあ、それくらい親はありがたいものだよ~という意味なので、英語のThere's no love like a parent's と似ているともいえますけどね。
Kat: なるほど。「親の心子知らず」。
Naomi: よく聞きますね。特に、お父さんとかお母さんが使いますね。「あ~あ、親の心子知らずだなぁ」とか。キャットさんのお母さんもきっと言っているかも(笑)
Kat: まあ、日本長くいますので、たぶん心配してくれてるだろうなぁとも思うんですけど(笑) ナオミ先生のお母さんも言ってそうですね、なんか(笑)
Naomi: ああ、よく、よく言われます(笑)「親の心子知らずなんだから〜」とか(笑)
Kat: じゃあ、次の “proverb” ことわざは?
Naomi: 転ばぬ先の杖
Kat: "A stitch in time saves nine", or "Better safe than sorry" in English.
Naomi: 「転ばぬ」は「転ばない」という意味です。「先」は「前」と同じ意味。「杖」は歩くときに使う棒のことです。
Kat: 英語だと “cane” とか “walking stick” ですね。
Naomi: はい。だから「転ばぬ先の杖」は、「転ばない前に杖を使ったほうがいいですよ」という意味なんですね。「前もって気をつけたり、準備をしておけば、失敗することはない」という意味なんです。
Kat: I see. So It's meant to highlight the importance of being prepared before something bad happens. Right?
Naomi: はい。
Kat: 「転ばぬ先の杖」ですか。うーん、覚えておきます(笑)
Naomi: ダイアログでは「転ばぬ先の杖なんだから、保険に入りなさい」ってお母さんが言っていたんでしたよね。じゃあ、復習しましょうか。キャットさん、英語で問題お願いします。
Kat: Listeners, what's the Japanese proverb meaning "Children don't know how much their parents care about them."
(Wait for 10 seconds) OK. What's the answer?
Naomi: 親の心子知らず
Kat: 親の心子知らず。OK. So on to the next question. What's the Japanese proverb corresponds to "Better safe than sorry"?
(Wait for 10 seconds) OK. ナオミ先生 What's the answer?
Naomi: 転ばぬ先の杖
Kat: 転ばぬ先の杖。
Naomi: うーん、言いにくいですね。
Kat: うーん。「ぬ」と「ず」は “negative” ですが、難しいですね。
Naomi: ああ、それも難しいですね。それが、このレッスンの文法ポイントです。
Kat: OK. On to the grammar section!

Lesson focus

Naomi: このレッスンのグラマーポイントは否定を表す「ず」と「ぬ」です。簡単に言えば、「ず」も「ぬ」も “negative”の「ない」と同じような意味ですね。
Kat: In this lesson you'll learn the usage of two negative markers ず and ぬ.
Naomi: 両方とも動詞を否定するのに使います。まず、形から紹介しましょう。
Kat: Both ず and ぬ are used to negate verbs. First of all, let us introduce you to the formation.
Naomi: 動詞の「ないform」の「ない」の代わりに、「ず」や「ぬ」をつけます。例えば「知る (Kat: to know)」の “negative” は「知らない (Kat: don't know)」、これが「知らず」「知らぬ」 になります。
Kat: 見る "to look" は、見ない "don't see" だから?
Naomi: 「見ず」「見ぬ」ですね。
Kat: 来る "to come" becomes”?
Naomi: 「こず」「こぬ」 形は簡単です。でも、一つだけ例外がありますので覚えてください。する "to do" が「せず」「せぬ」になります。これは覚えてしまってください。
Kat: Right. Be careful when you change する "to do" into its ず or ぬform. Even though its ないform is しない, the ず and ぬforms are not しず or しぬ but せず and せぬ. する is an irregular verb, as you know, so it's an exception to the rule in this case too.
Naomi: 次に、意味を確認しましょう。「ず」は 「なくて」という意味です。例えば、「見ず」なら「見なくて」という意味です。「なくて」は「てform」なので、後ろには普通は文が続きますよね。ですから、「ず」は文章の真ん中にくることが多いです。
Kat: じゃあ、例文をお願いします。
Naomi: 連絡ができず、申し訳ございませんでした。
Kat: これは、「連絡ができなくて、申し訳ございませんでした」"I'm deeply sorry that I couldn't contact you."と同じですね。
Naomi: はい。あと、「ずに」という形でもよく使われます。「ずに」は「ないで」と同じ意味です。例えば、「辞書を使わずに、小説を読みなさい」は「辞書を使わないで、小説を読みなさい」(Kat: Please read novels without using a dictionary.)と同じ意味です。
Kat: じゃあ「ぬ」の意味はなんですか? How about the usage of ぬ?
Naomi: 「ぬ」は古い使い方なので、セットフレーズの中で使われることが多いと思います。接続詞とか名詞の前に出てくることが多いですね。
Kat: So a classical negative marker, ぬ is used in set expressions and often appears before nouns.
Naomi: 例えば「知らぬ場所」。
Kat: "a place I don't know"
Naomi: 「知らない場所」という意味ですよね。あとは「予期せぬ出来事」。
Kat: "an unexpected incident"
Naomi: 「予期する」というのは「予想する」と大体同じような意味ですね。ですから、「予期せぬ出来事」は「予期しない」あるいは「予想しない出来事」という意味です。
Kat: 「ず」と「ぬ」は難しいですね。どちらを使うか、わからないときがあります。
Naomi: そうですね。でも、「ず」は「ずに」と一緒に使われたり、文章の真ん中に出てくる。それに大して、「ぬ」は名詞 "noun" や接続詞 "conjunction" の前に出てくる、と覚えておけば大体大丈夫だと思います。
Kat: さっき、「親の心子知らず」って紹介しましたよね。あと、「親知らず」“wisdom teeth” という言葉がダイアログに出てきました。これは「ず」が最後についていますけど、どうしてですか?
Naomi: あ!これはいい質問ですね(笑)。たぶん、これはもともと文章の一部だったからじゃないですかね。「親の心を子供は知らずにいる」これが短くなったんじゃないでしょうかね。
あと、「親知らず」は「親も知らずに生えてくる」とか、まあ、やっぱりこれも文章の一部だったんじゃないかと思いますね。
Kat: こういうのは、セットフレーズとして覚えたほうがいいですよね。
Naomi: そうですね。セットフレーズとして覚えちゃってください。キャットさんは「ず」とか「ぬ」って、よく使いますか?
Kat: うーん、Do I often use zu and nu in Japanese? うーん、学問的 “academic” 学問的な文章で、あの、動詞の最後に「ず」を使います。あの、外国人向けの教科書とかじゃなくて、日本人が普通に読む本とか、新聞には本当によく使われていますよね。

Outro

Naomi: そうですね。もちろんJLPTにもよく出てくる文法ですので、ぜひ、PDFをよく読んでおいてください。
Kat: それではまた。
Naomi: さようなら。

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