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Lesson Transcript

皆さんご存知の通り、「クリスマス」はイエス・キリストの誕生を祝うお祭りです。しかし、日本では宗教色(しゅうきょうしょく)がほとんどなく、イベントの一つとして大い(おおい)に盛り上がります。特に、子どもたちにとってはサンタクロースからプレゼントがもらえる嬉しい日です。
日本でクリスマスが認知され始めたのはいつでしょうか。
正解はこのビデオの最後に紹介します。街中(まちじゅう)では11月上旬からクリスマスツリーが飾られ、クリスマスセールが始まります。家族や友人、あるいは恋人に贈るプレゼントを選ぶ人々は、みんな幸せそう。店内に流れるクリスマスソングも、買い物客の心を浮き立たせるのに一役(ひとやく)買っています。デパートや洋菓子店(ようがしてん)、コンビニエンスストアなどではクリスマスケーキが販売されます。街路樹(がいろじゅ)はLED(エルイーディー)照明で装飾され、美しいイルミネーションが真冬の夜を彩(いろど)ります。
イブには、子どもたちは枕元に靴下を置いて眠り、翌朝(よくあさ)、サンタクロースからのプレゼントを見つけて喜びます。親達は、事前に我が子の欲しがっているおもちゃなどを聞いておき、準備します。クリスマスケーキは、イチゴと生クリームのオーソドックスなケーキから、様々に趣向(しゅこう)を凝(こ)らしたものまでが販売されます。10月ごろから予約を開始するところもあります。また、クリスマスにはチキンの売り上げも増えます。
クリスマスは外食するよりも、家族で食卓を囲み(かこみ)、クリスマスディナーを楽しむ日本人が増えています。また、独身(どくしん)の人々は、恋人や友人と食事をしてプレゼントを交換したり、パーティーを開いたりします。若い世代では、恋人とロマンティックな時間を過ごすことがステイタスとされる傾向があります。日本人が作ったクリスマスソングの中で、最も有名な曲と言っても過言(かごん)ではないのが、山下達郎(やました たつろう)の『クリスマス・イブ』。イブなのに会えない恋人を想う歌詞が人気です。さて、ここでクイズの答えです。
日本でクリスマスが認知され始めたのはいつでしょうか。正解は明治時代です。総合輸入食品会社(そうごう ゆにゅう しょくひん がいしゃ)である「明治屋(めいじや)」が銀座に進出しました。それを機に、銀座で、日本で初めてのクリスマス商戦が行なわれたことから、クリスマスが普及したと言われています。時代を追うごとに、クリスマスは盛大な年中行事(ねんじゅうぎょうじ)となり、日本人にとって楽しみなイベントの一つと言えるでしょう。
いかがでしたか?はじめて知ったことはありましたか。皆さんの国では、どのようにクリスマスを過ごしますか。
是非、JapanesePod101.comのコメント欄で教えてくださいね。それでは、また!

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