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Lesson Transcript

INTRODUCTION
Natsuko: こんにちは、なつこです。
Naomi: なおみです。
Anthony: Anthony here. This Japanese review has all the right ingredients!
Natsuko: このレッスンは中上級日本語講座第三シーズン第25課
Naomi: さて、この第三シーズンも25課ということで、最後のレッスンなんですね。
Natsuko: そろそろ、2009年も終わりですね。今年も、一年が過ぎるのが早かったなぁ。
Naomi: 本当ですよね。最近寒くなってきましたが、冬といえば鍋、鍋といえば冬ということで、今回の会話は?
Natsuko: 鍋を囲んでの会話です。男の子3人で忘年会をしているようです。
Anthony: This conversation is between 3 boys, Shimpei, Koichi and Gou. They're having a 忘年会。忘年会 is year-end-party.
Natsuko: このレッスンでも、今まで習った文法がたくさん出てきますので、いい復習になると思いますよ。それでは、会話を聞いてみましょう。
Anthony: Let's listen to the conversation.
DIALOGUE
[ピンポーン]
新平:おじゃま。お、光一も、来てたのか。
光一:よぉ、新平。男三人で忘年会ってのもさえないけどな。
新平:確かにな(笑)(クンクン)
: うまそうなにおいだな。今日は鍋か?
豪:忘年会といえば、やっぱり鍋でしょ!俺、鍋にはちょっとうるさいよ。
新平:いわゆる鍋奉行ってやつか。それは、楽しみだな。
豪:じゃーん、今日のだしは、俺が腕によりを掛けて、鶏ガラを煮出してとったスープだぞ!
: 鶏ガラスープの素は手軽だけど、本格的な味を出すには、やっぱり鶏ガラから煮出すに限るよ。
光一:すげぇいいにおい!さっそく、この肉とか野菜、入れていい?
豪:ちょ、ちょっと待て。入れる順番があるんだ。
: まずは、火が通りにくい野菜と肉類から入れるのが鉄則なんだ。
: 頃合をみて、最後に白身魚とか、貝類を入れるんだ。火が通り過ぎて硬くなっちゃうからな。
光一:ほぉぉ。なるほど。
豪:さ、そろそろ、この牡蠣は食べごろだぞ。
新平:牡蠣といえば、白ワインだよな。
豪:あっ!しまった、俺としたことが、白ワインを買い忘れた!
新平:まぁ、いいよいいよ。
: それより、この牡蠣、最高だぜ!面倒くさいから、ここにある牡蠣、全部鍋に入れちゃおうぜ。
豪:だめだめ!次の牡蠣を入れるのは、今鍋の中にあるのを全部食べきってからだよ!
新平:はいはい、鍋奉行様。
Natsuko: 次は英語が入ります。
[ピンポーン]
Anthony(ding-dong)
新平:おじゃま。お、光一も、来てたのか。
: I’m here. Oh, Koichi, you’re here too.
光一:よぉ、新平。男三人で忘年会ってのもさえないけどな。
: Hey, Shinpei. A year-end party with just three guys is a bit pathetic, but oh, well.
新平:確かにな(笑) うまそうなにおいだな。
: Well, that’s true. (Haha!) Something smells good.
: 今日は鍋か?
: Are we having hotpot tonight?
豪:忘年会といえば、やっぱり鍋でしょ
: Well, we couldn’t really have a year-end party without a hot pot now, could we?!
:俺、鍋にはちょっとうるさいよ。
: I’m a bit particular about my hot pots y’know.
新平:いわゆる鍋奉行ってやつか。それは、楽しみだな。
: A sort of "Shogun" of hot pot, huh? I’m looking forward to it.
豪:じゃーん、今日のだしは、俺が腕によりを掛けて、鶏ガラを煮出してとったスープだぞ!
: Ta-da! The soup is a chicken stock of my own recipe.
: 鶏ガラスープの素は手軽だけど、本格的な味を出すには、やっぱり鶏ガラから煮出すに限るよ。
: Using ready-made chicken stock is certainly easier, but to get that real authentic flavor, boiling up your own broth from real chicken parts is the only way to go.
光一:すげぇいいにおい!さっそく、この肉とか野菜、入れていい?
: Oh yeah, that smells great! Can I start putting in this meat and veggies?
豪:ちょ、ちょっと待て。入れる順番があるんだ。
: Well, hold on now. There is a proper order to all of this.
: まずは、火が通りにくい野菜と肉類から入れるのが鉄則なんだ
:You have to start with the tougher vegetables and meat to make sure they get cooked all the way through. That’s an ironclad rule.
: 頃合をみて、最後に白身魚とか、貝類を入れるんだ
: When the timing is right, then you can put in the white fish and shellfish last.
: 。火が通り過ぎて硬くなっちゃうからな。
:If things get overcooked they can get all tough on you, you know.
光一:ほぉぉ。なるほど
: Hmm… Oh, I see.
豪:さ、そろそろ、この牡蠣は食べごろだぞ。
: All right, it looks like the oysters are just about ready.
新平:牡蠣といえば、白ワインだよな。
: Oh, oysters go great with white wine don’t they?
豪:あっ!しまった、俺としたことが、白ワインを買い忘れた!
: Oh shoot! That is so unlike me. I forgot to buy the white wine!
新平:まぁ、いいよいいよ。
: Oh it's fine, it's fine.
: それより、この牡蠣、最高だぜ!面倒くさいから、ここにある牡蠣、全部鍋に入れちゃおうぜ。
: Forget about it; just the oysters are great! It's too much trouble putting the oysters in little by little, so let's just throw all of them into the pot.
豪:だめだめ!次の牡蠣を入れるのは、今鍋の中にあるのを全部食べきってからだよ!
: No, no! We can’t put the next bunch of oysters in until after we eat what’s in the pot!
新平:はいはい、鍋奉行様。
: Yes, yes, hot pot Shogun.
POST CONVERSATION BANTER
Naomi: 忘年会 year end party ってアメリカではしないんですか?
Anthony: いや、しますけども、友達と簡単に集まったり、飲んでパーティーをしたりするだけですね。しかし、日本語の場合は 去る年を反省して忘れるっていうニュアンスも含まれていますよね。
Natsuko: 反省したことないな…あんまり。いや、反省したことってないな、本当に。
Naomi: 忘れちゃえって思ったことはありますけどね。
Natsuko: 要するに、理由をつけて飲みたいだけなんですよね。
日本だと、12月にはいると、「忘年会をしよう」という話になりますね。
Naomi: その通りだと思います。
Natsuko: このダイアログの中に出てきた鍋というのは、日本の冬の代表的なお料理ですよね。Naomi: 鍋っていうのはpanとかですか。
Anthony: panよりはpotかな。
Naomi: 一般的に使う台所用品ですけれども、ダイアログに出てきた「鍋」という言葉は「鍋料理」の意味ですよね。
Natsuko: そうですね。鍋物、とか鍋料理 あるいは単に 鍋 といわれます。英語だと 何ですか?
Anthony: まぁ、happer になると思いますけど、ただこれはアジア料理っていうイメージが強いんですよね。
Naomi: 普段は食べないですもんね。
Anthony: あんまりアメリカ人はこういう料理はしないと思う。
Natsuko: 日本の鍋料理ってたくさん種類があるんですけど、 基本的には、 一つの鍋に材料を入れて、煮込こむんですね。テーブルの上に、小さいコンロstoveを置いて、テーブルの上で、料理をするんです。野菜がたくさん食べれますし、寒い日には、体が温まるので、とても人気がありますよ。
Naomi: 大学の時に、私よく友達のうちで、鍋パーティーよくしました。バーべキューもそうですけど、みんなで集まって同じものを食べるって、楽しいですよね。料理ができるまで待っている間に、お話をしたり。基本的には、バーベキューも、鍋も、そういう面では一緒かなと思いますね。
Anthony: じゃ、「鍋奉行」はバーベキューをしている お父さんみたいなもんですね。「その肉はだめだ、まだ、赤い」とか、「これできたら、食べろ」とか。
Natsuko: アメリカでもバーベキューしているお父さんは、こうやってしきるんですか?
Anthony:相当うるさいんですよ。
Naomi:鍋奉行なんだ!じゃない、バーベキュー奉行なんだ!
Natsuko:なんていうの、Barbecue load?かっこいい!
Naomi: では、単語に入っていきましょう。
VOCAB AND PHRASE USAGE
Anthony: Let's have a closer look at the usage for some of the words and phrases from this lesson.
Naomi: 今回は料理でよく使う表現を中心に確認していきましょう。
Natsuko: 「煮出す」
Anthony:to boil down 
Natsuko: 煮る は to boil とか to cookという意味ですね。出す は to take out  つまり煮て ダシsoup stockを出す 
Anthony: to cook something to take the soup stock 
Naomi: もっと簡単に言うんだったら、だしを取る なんていう風に言いますよね。
Anthony: to make soup stock 
Naomi: 次の単語は何でしょう。
Natsuko: 火が通る
Anthony: cook
Natsuko:  逆は 「火が通っていない」 not cooked 
Naomi: この、肉赤いけど、火が通っているの?
Anthony: This meat is so red. Is this cooked?
Natsuko: え?火が通っていませんか?すみません。新しいものをお持ちします。
Anthony: Oh, it's not cooked? I'm sorry. I'll bring the new one right away.
Naomi: よく聞くフレーズですね。次は、フレーズです。
Natsuko: 腕によりをかける
Anthony: to put all one's skill to work,do one's best
Natsuko: 一生懸命にがんばる という意味ですが、 これは、自分の能力 skill を使って、頑張ります という意味なので、 何か特別なskillを使う場面にしか使いません。
Anthony: 「腕によりをかけて、日本語を勉強します」とは言えないということですね。
Natsuko: そうです。その場合は、一生懸命日本語を勉強します。「腕によりをかけて、料理をします。」のように、料理をつくるときによく使われるとおもいますね。
Naomi: 「よりをかける」っていうフレーズなんですが、これ、わかりますかね? 今一般的には使わない表現だと思いますけど。
Anthony: 確かに [よりをかける」だけでは聞いたことがないです。
Natsuko:あんまり使わないですよね。
Naomi: これ、もともと糸から来ているんですけど、みなさん、糸 string or thread、これ をよく見たことありますかね?実際の糸。糸って、よく見るとねじれていますよね。あれを「より」 っていう風に言うんです。「よりをかける」というのは、糸を作るために、「ねじる」という意味なんですね。ねじるって英語だと?
Anthony:twistですね。
Naomi:そこから、腕がねじれるくらいに頑張りますよ。とか 一生懸命頑張りますよ。という意味になったんだそうですよ。
Natsuko:そういうmetaphorだったんですか。
Anthony:おもしろいですね。でも、英語で to twist someone’s armっていうのは、無理矢理させることですよね。あんまりいい意味ではない。
Naomi:なるほどね。じゃ、日本語だと逆なんですね。自分からねじって、がんばっちゃう感じ。では、文法の方に入っていきましょう。

Lesson focus

Naomi: 今回のレッスンも復習のレッスンです。
Natsuko: 中上級日本語講座第三シーズンで習ったことを復習していきましょう
Anthony: The focus of this lesson is to review grammar points introduced in previous Upper Intermediate S3 lessons
Naomi: まず、最初フレーズは?
Natsuko: "--ni kagiru" (~に限る)
Anthony: This phrase strongly implies that there is no better match than the two things mentioned, or that when you mention one thing, the next thing automatically comes to mind as the best choice because they are closely associated.
Naomi: ダイアログでは、インスタントのスープストックと最初からつくったスープストック、この二つを比べて、こんなことを言っていました。
Natsuko: 鶏ガラスープの素は手軽だけど、本格的な味を出すには、やっぱり鶏ガラから煮出すに限るよ。
Anthony: Using ready-made chicken stock is certainly easier but to get that real authentic flavor, boiling up your own broth from real chicken parts is the only way to go.
Naomi: 長い文章ですけど、一番大切な部分は。「本格的な味を出すには、鶏がらから煮出すに限る」ですよね。ここだけをもう一度確認しましょう。
Natsuko&Anthony: [本格的な味を出すには] "to get that real authentic flavor"、[鶏がらから煮出す] "boiling up your own broth from real chicken parts" [に限る] "is the only way to go"
Naomi: スープストックは簡単だけど、鶏がらから 作るのが一番だ。 っていう風にいっているんですね。では次の文法です。
Natsuko: "--to shita koto ga" (~としたことが)
Anthony: The phrase 「-- to shita koto ga」 (~としたことが) is used to express that someone has done things that are contrary to that person's nature.
Naomi: ダイアログでは、鍋奉行、食事にうるさい豪くんが、ワインを忘れてしまった、ワインを買うことを忘れてしまいました。それで、こんなことを言ってたんですね。
Natsuko: しまった、俺としたことが、白ワインを買い忘れた!
Anthony: That is so like me – I forgot to buy the white wine!
Naomi: ワインを買い忘れる ていうことは、自分は絶対しないと思ってたのに・・・・っていってるんですね。最後の文法は
Natsuko: "--kiru" (~きる)
Anthony: "to finish doing something completely," as in tabe kiru (食べきる) which means "to eat up" and nomi kiru(飲 みきる) which means "to drink up".
Naomi:豪君は友達にこんな風に注意をしていましたね。
Natsuko: 次の牡蠣を入れるのは、今鍋の中にあるのを全部食べきってからだよ!
Anthony: We can’t put the next bunch of oysters in until after we eat what’s in the pot!
Naomi: 全部食べきる、つまり全部食べ終わってから、次の牡蠣oystersを入れてっていう風に注意してるんですね。さて、ようやく、説明しきりましたね。
Natsuko: リスナーの皆さんは、疲れきっていないですか?大丈夫でしょうか。

Outro

Natsuko: それでは、この辺で。
Naomi: じゃ、また。
Anthony: Bye-bye!

Kanji

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