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Lesson Transcript

INTRODUCTION
Natsuko: こんにちは、なつこです。
Naomi: なおみです。
Anthony: Anthony here. All your efforts in Japan will be worth it!
Natsuko: このレッスンは中上級日本語講座第三シーズン第21課
Naomi: このレッスンのタイトルはAll your efforts in Japan will be worth it! 努力する甲斐はあるよ とか、努力は報われるよっていう意味でしょうかね。
Natsuko: 今回のレッスンは「甲斐」という言葉を使った二つに表現の違いを勉強します。
Anthony: In this lesson, you'll learn the usage of a word 「かい」
Natsuko: まず、勉強した甲斐があった。
Anthony: My effort put in studying paid off
Natsuko: それから勉強し甲斐がある。
Anthony: It's worth studying.
Naomi: 今回の会話は前回からの続きなんですよね?
Natsuko: そうです。前回の会話ではモエさんとアイサさんという女性2人が、話をしていて、アイサさんが、社長のことを好きだから、仕事を頑張ってる。。。みたいな話をしていましたね。
Anthony: In the previous lesson, Aisa was saying she had kind of a crush on the president of the company she works for.
Natsuko: 今回のストーリーは、アイサさんから友達のモエさんに封筒が届いたところから始まります。
Anthony: This story starts from when Moe received an envelope from Aisa.
Naomi:どんな封筒なんでしょうかね。
Natsuko: 今回の会話は、モエさんと、モエさんの旦那さんの会話です。夫婦ですので、カジュアルな会話です
Anthony: The conversation is between Moe and her husband. Since they're a married couple, they’re using informal Japanese.
Natsuko: では聞いてみましょう。
Anthony: Let's listen to the conversation.
DIALOGUE
もえの夫:愛沙さんから、結婚式の招待状が来てるよ。
もえ:来た来た!いよいよ、愛沙も社長とゴールインか!
: 愛沙もがんばったかいがあったよね。
もえの夫:ちょっと見せて。おっ、さすが社長だけあって、一流ホテルでやるんだな。。。
: あれ、もえに、挨拶を頼みたいっていう紙が入っているぞ。
もえ:え!ほんと? 
: 「竹内様には、友人代表としてご挨拶を賜りたく、お願い申し上げます」??
: うっそー!ちょっと愛沙に電話して聞いてみる。
(電話)
もえ:もしもし、愛沙?あたしだけど、披露宴で挨拶なんて、聞いてないけど?!
愛沙:あ、そうそう、是非お願いよ!
: 招待客300人の盛大な披露宴だから、もえも挨拶のしがいがあるでしょ。
: それに、もえのアドバイスのかいもあって、結婚まで漕ぎ着けたんだから!よろしくね!
もえ:そう?
愛沙:短くていいの。ほかにいっぱ~い挨拶を頼まなくちゃいけない人がいるからさ。手短に頼むわ!
もえ:うーん。まぁ、おめでたいことだから、断っちゃいけないよね。・・・わかった。引き受ける。
Naomi: 次は英語が入ります。
もえの夫:愛沙さんから、結婚式の招待状が来てるよ。
: You got a wedding invitation from Aisa.
もえ:来た来た!いよいよ、愛沙も社長とゴールインか!
: This is it! So Aisa finally scored big with the company president!
: 愛沙もがんばったかいがあったよね。
: It looks like all that hard work finally paid off.
もえの夫:ちょっと見せて。おっ、さすが社長だけあって、一流ホテルでやるんだな。。。
: Let me see that. Wow, a wedding at a first class hotel! How fitting for a company president.
: あれ、もえに、挨拶を頼みたいっていう紙が入っているぞ。
: Wait a minute, there’s a piece of paper in here asking you to give a speech Moe.
もえ:え!ほんと? 
: What? Really?!
: 「竹内様には、友人代表としてご挨拶を賜りたく、お願い申し上げます」??
: "We request that you, Ms. Takeuchi, do us the honor of giving the official greeting on behalf of the bride's friends!"
: うっそー!ちょっと愛沙に電話して聞いてみる。
: I don’t believe it! I’m going to give Aisa a call.
(電話)
もえ:もしもし、愛沙?あたしだけど、披露宴で挨拶なんて、聞いてないけど?!
(on the telephone)
: Hello, Aisa? It’s me. This is the first I’ve heard about making speeches at your wedding reception!
愛沙:あ、そうそう、是非お願いよ!
: Oh yeah, I really want you to do it!
: 招待客300人の盛大な披露宴だから、もえも挨拶のしがいがあるでしょ。
: There are 300 people invited, so it should be a grand occasion for you.
: それに、もえのアドバイスのかいもあって、結婚まで漕ぎ着けたんだから!よろしくね!
: And besides, it’s thanks to your advice that I’ve managed to get married in the first place! C’mon!
もえ:そう?
: Really?
愛沙:短くていいの。
: You can make it as short as you want.
:ほかにいっぱ~い挨拶を頼まなくちゃいけない人がいるからさ。手短に頼むわ!
: There are lots of other people who have to give speeches as well, so just something nice and short should be great!
もえ:うーん。まぁ、おめでたいことだから、断っちゃいけないよね。
: Oh, well, I guess it’s a celebration and would be kind of rude with turn me down.
: ・・・わかった。引き受ける。
:Ok, I’ll do it.
POST CONVERSATION BANTER
Naomi: すごい・・・アイサさん、社長と結婚するんですね。
Natsuko: いきなりですね。しかも、モエさんもスピーチ頼まれちゃって、大変ですよね。なんか、すごく大きな結婚披露宴みたいじゃないですか。
Anthony: 招待客が300人ってすごいですよね。
Naomi: すごいですよね。参考までに、結婚式披露宴の招待人数の全国の平均は80人くらいなんだそうです。でも、首都圏、東京とか大阪とかでは、ぐっと減って、60人っくらいって出ていましたね。
Natsuko:意外と少ないんですね。
Naomi:なので、その数に、比べると300人というのがどれだけ多いか分かりますね。
Natsuko: ダイアログの場合のように、自分でビジネスなんかをしている場合とか、あるいは、地域の風習等によっても本人達の希望とは別に、「大きい結婚式をしなきゃいけない」という事情もありますね。
Naomi: 日本の結婚式に招待されることも、リスナーの皆さんあると思うのですが、そんなリスナーのみなさんに、気をつけたほうがいいっていうアドバイスか何かありますかね?
Anthony: ご祝儀には気を付けた方がいいですね。これは、あんまり誘われ続けると、結婚式貧乏になったりとか。
Natsuko: ありますね。日本では招待されたお客さんが現金をギフトに持っていくんですよね。それもちゃんと専用に包むものがあって、それに入れて、名前を入れて持っていきます。この時、大事なのが、割り切れる金額じゃダメなんですよね。
Naomi:2、4、6。。。
Natsuko:そう、二つに簡単に分けられると、やっぱりあまり縁起が良くないんで、一万円とか三万円とか
Naomi: even numberはだめっていうことですね。ま、結婚式に招待された時は、お友達にそのへんのところをよく確認したほうがいいかもしれないですね。
Natsuko:気にする人は結構きにしますからね。
VOCAB AND PHRASE USAGE
Anthony: Let's have a closer look at the usage for some of the words and phrases from this lesson.
Naomi: それでは、単語を確認していきましょう。まず最初の単語は?
Natsuko: 賜る
Anthony: to honored with, to be granted, to be given
Natsuko: もらう to receive, to be given と同じ意味なんです。「もらう」 の humble form は「頂戴する」ですよね。「賜る」はもっと丁寧な言い方です。とても丁寧なので、現代の日本語の文法では、普通の会話に使うことはまずありません。とてもフォーマルな手紙とか、何かのイベントの司会者が使ったりすることがたまにあるくらいです。
Anthony: そうですね。普通の会話で「このあいだ、なつこさんから、お土産を賜りました。」とか聞かないですよね。
Naomi: 聞かないですね。
Natsuko:どんだけえらいんだ、私?っていう…
Naomi:その場合は、「なつこさんから、お土産をもらいました。」ですよね。では、「賜る」を使った ダイアログの文章をお願いします。
Natsuko: 竹内様には、友人代表としてご挨拶を賜りたく、お願い申し上げます
Anthony: We request that you Ms. Takeuchi do us the honor of giving the official greeting on behalf of the bride’s friends.
Naomi:ちょっと分けて言ってもらいましょうか。
Natsuko&Anthonyi: 「ご挨拶を賜りたい」が難しいですね。ご挨拶=official greeting を =object marker 賜りたい=want to receive つまり、「挨拶をもらいたい」「あいさつをしてください」と言っているんですね。
Naomi: この「~たく お願い申し上げます」または「-たくお願いします」って、何かを丁寧に頼みたいときによく使いますよね。~したい want to というのは日本語だと、ちょっと直接的directなので、丁寧に頼むときには、~たいと思います。。。とか ~たいのですが・・・とか色々、つけて、ちょっとソフトにするんですね。この [-たくお願い申し上げます。]はとても丁寧な表現なので、ビジネス関係のメールにも使えると思いますね。ちょっと練習しましょうか。じゃ、「明日までに返事をもらいたいです。いただきたいです」をもっと丁寧に言いたければ、
Natsuko: 明日までに返事をいただきたく、お願い申し上げます。
Naomi: ぐっと丁寧になりますね。結構、便利な表現ですので、ぜひ使いこなしてください。では、つきの単語は?
Natsuko: ゴールイン
Anthony: goal reached,make the goal でもカップルに使うと、to get married の意味になりますね。例えば、ランナーはゴールインした。The runner reached the goal. カップルはゴールインした The couple got married.
Naomi: 面白いですね。結婚を「ゴール」と考えているから、結婚することをゴールに入る「ゴールイン」っていうんですね。
Anthony: It's a Japanese English isn't it? 日本語英語ですよね。ゴールイン!
Naomi:そうなんですね。
Natsuko:英語では言わないんですね。 ちなみに、アンソニーさんは、奥さんといつゴールインしたんですか?
Anthony: 1年前にめでたく妻とゴールインしました。 I got married 1year ago.
Naomi: 英語だと、My wife and I reached the goal 何て言う風には言わないんですか? 
Anthony: 言わないですね。結婚する自体がゴールではないので、スタートラインと考えられてるので。
Naomi:かっこいいですね。その通りですね。ということで、このゴールインというのは、文法も意味も、完全に日本語英語なんですね。では次の単語を見ていきましょう。
Natsuko: 漕ぎ着ける
Anthony: to attain, to row a boat up to a pier, to reach a certain stage, to manage to do
Natsuko: 漕ぎ着く ともいいますね。漕ぎ着ける 漕ぎ着く同じことですが、 「漕ぐ」が
Anthony: to row as in to row a boat
Natsuko: 着く
Anthony: to reach
Natsuko: つまり、ボートを一生懸命こいで、陸に着く ことから、やっと何かをできたとか、何とか~した という意味で使うんですね。例文をお願いします。
Naomi: 結婚に漕ぎ着けた
Anthony: I’ve managed to get married
Natsuko: 結婚まで、ものすごい大変な道のりがあって、がんばって、ゴールインしたっていうニュアンスですよね。
Naomi:では、文法に入っていきましょう。

Lesson focus

Naomi: ここでは、「甲斐」の使い方を勉強しましょう。「甲斐」というのは名詞 nounで 「価値」value, worthとか「効果」effect という意味です。
Anthony: Kai (かい) is a noun meaning "worth someone's efforts to do something."
Naomi: ダイアログには、「甲斐」をつかった2つのフレーズが紹介されていました。まず最初が
Natsuko: --したかいがあった 
Anthony: した甲斐があった to mean that by doing something, one got good results.
Naomi: それから、
Natsuko: ---しがいがある
Anthony: し甲斐がある means that something is worth doing or worth challenge.
Naomi: まず、---した甲斐があった から 説明しますね。例文お願いします
Natsuko: 努力した甲斐があって、試験に合格した。
Anthony: It was worth putting my effort to pass the exam. All my effort paid off and I passed the exam.
Naomi: 「努力した甲斐があって、試験に合格した」というのは「努力した tried hard ことで 試験に合格した passed the exam.」「~た甲斐があった」というのは、「何かをしたことで いい結果がでた。」という意味ですね。
Natsuko: 「甲斐」の前は「努力した」ですね。動詞のInformal past tenseを使うわけです。甲斐の前には 名詞 nounを入れることもできます。その場合は、「の」を忘れないでください。
Naomi: 努力の甲斐があって、試験に合格した。努力 は名詞、nounですから、「の」が要ります。
 努力する は動詞です。
「努力の甲斐があって、試験に合格した」 でも、「努力した甲斐があって、試験に合格した」でも意味は同じです。
Anthony: When an action that you take yields a good result and want to talk about how the effort was worth it, the expression "informal past tense form of the verb + kai ga aru" (V + たかいがある) is used.
A noun indicating an action can also be used in the form of "noun + no kai ga aru."
Naomi: では次に、「-し甲斐がある」を説明します。例文お願いします。
Natsuko: この仕事は難しいけれど、やりがいがある。
Anthony: This job is difficult but it's worth the effort. When you want to say that it is worth it to do something, you can attach がい to the masu stem of a verb, as in ”oshie gai ga aru” (教えがいがある) which means "worth teaching."
Naomi: verb plus た甲斐があった noun plus の甲斐があった というのは、「それをしたおかげで いい結果がうまれた」という意味なんですね。過去のことについて、よく使います。
Natsuko: それにたいして、Verb stem plus がいがある というのは、結果は関係なくて、自分の感情ですね。満足しているという気持ち。
Anthony: Japanesepod101.com を聞いた甲斐があって、試験に合格しました。
Naomi: Japanesepod101.comを聞いてよかった。試験に合格したんだもん。って感じですね。
Anthony: Japanesepod101.comは聞きがいがある。
Natsuko: Japanesepod101は、聞く価値があるよ。とか内容や長さに満足しているよという意味ですね。
Anthony: 私たちは、こういうフィードバックがもらえるように、頑張らなくちゃね。
Naomi: そうですね。

Outro

Naomi: それでは今日のレッスンはこの辺で。
Natsuko: それでは、また。
Anthony: See you next time.

Grammar

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