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Lesson Transcript

Japanese
俺は仕事の都合で部屋を引っ越す事になった。
その部屋は会社が用意したもので、引っ越し等も全て業者にまかせ引っ越しが完了して初めてその部屋に入った。
まさき「うわっ、なんだここ?!線香の臭いが臭いし、寒気がするし。。。
ここはかなりやばいかも。まぁしょうがないか。」
まさき「えっとー、寝る部屋はこっちで、仕事はあっちの部屋にすればいいか。
ささ、早く図面を書かなきゃ担当者の人に怒られちまう。」
荷物の整理をする間もなく、俺は追われている図面書きを始めた。
それから3時間が経過した。
まさき「腹減ったなぁ。もう11時半かぁ。飯食って、寝なきゃな。」
そう思い台所に向かおうとした瞬間俺の体は凍り付いた。
ガラス戸の向こうに誰かいる、曇りガラスのために誰なのかは分からない、
まさき「あれって。。。人か??
放っておくか、開けるべきか。でも腹減ってるし。。。しょうがない、開けよう。」
やめとけばよかった。目の前にいたのは、身長180cmほどの男。
8月なのに黒いコートを着て、眼球の飛び出した目で俺を見ている・・・
あまりに目が怖いので俺は視線を下にそらした。
すると首からはおびただしい血、
まさき「やばい」
お化け「ここは俺の部屋なんだけど、あんた誰。」
まさき「どうすりゃいいんだよ。助けを呼ぼうにもまだ電話は引いてないし」
まさき「逃げるしかない、でもガラス戸を開ければ男が立ってるし・・・
だからといってこの部屋ではさすがに寝れないし、やっぱ出ていくしかない」
男の横をすり抜け玄関の扉を開きながら思わず
「失礼しました。」
我ながら情けなかった。。。
一人ではとてもあの部屋に戻ることはできない。そう思い俺は中学からの親友の二人に連絡をとり相談に乗ってもらう事にした。
まさき「コウジ!こっちこっち!」
こうじ「おお、まさき、ひさしぶりだなぁ。」
しばらくしてアキノリがきた。
アキノリ「なんだよ、こんなところに呼び出しといて。一体何があったんだ?」
まさき「実はさぁ。。」
俺は二人に昨日起こった事を一部始終話した。
アキノリ「はぁ???アホかお前。そんなことあるはずねぇだろ。見間違いだよ。」
コウジ「まぁでも、まさきがそこまで怖がるのを見るのは初めてだな。。
わかった。今日一緒に行って調べてみるか。」
まさき「そうか!ありがとう!」
あきのり「今日は俺、彼女と会わなきゃいけないから、明日行ってやるよ。」
コウジ「おう、わかった。」
まさきとコウジはアキノリと別れ、まさきのアパートに向かった。
まさき「さて着いた。ここだよ。」
コウジ「な、何なんだよここ。こんなの初めてだよ。」
まさき「いいか?開けるぞ。。。」
コウジ「うん、わかった。」
コウジ「線香の匂いがすげぇな。。。」
コウジ「お前の言うとおり、普通じゃないね。。ここ」
まさき「う、うん。。」
お札をガラス戸にはり、清めの塩を台所の4角に盛ることにした。
コウジ「はぁ。。。効けば良いけどな。」
そして夜9時
まさき「来たっ!!」
コウジ「あれ、止まったぞ?」
コウジ「なぁやべぇよ。しゃれになんねぇよ」
まさき「うわっ!」
コウジ「危ない!」
割れた窓の向こうには、昨日俺が見た奴の目が二人を睨んでいた。
コウジ「逃げるしかねぇぞ。。。」
まさき「でもどこから?!」
窓から逃げるぞ。部屋は二階にあるので飛び出しても大怪我はしない。
二人は飛び出した後、大通りでタクシーに乗りコウジのアパートに向かった。
コウジ「あの部屋どうすんだよ!?」
まさき「無理でしょ。あそこには住めないよ。」
次の日、コウジのアパートにアキノリが来た。
アキノリ「あれ、二人ともここにいるって事は逃げたの??情けないねぇ!!」
コウジ「うるせー!!見てねーやつにはわかんねーんだよ!」
まさき「まぁまぁ。。。。とりあえずあそこの部屋には戻れない。。」
アキノリ「戻らないとしたら新しい部屋を借りなきゃいけないんだろ、そしたら自腹で借りる事になるんじゃねーの?
何で起こるはずのない現象にビビってそんな無駄金を使う必要があんだよ。
わかった、俺が確認する。それだけの事が起こるなら俺にも見えるはずだろ、そしたら俺も納得するよ」
それから三人は、9時頃に俺のアパートに付くようにアパートにむかうことにした。
コウジ「やめよーぜ。やっぱやばいよ。」
あきのり「ならお前はここにいろ。」
まさき「開けるぞ」
あきのり「なんともねぇじゃん!」
笑っているアキノリを見て俺はたじろいだ。
まさき「あっ。。!!」
あきのりの背にしているガラス戸の向こうであの得体のしれない奴がまたここを見ている。
俺はあきのりの背後を指し、アキノリもガラス戸を見た。
あきのり「っ・・・・!」
きっと見えたであろうアキノリは俺のほうに後ずさりしている。
昨日開いた窓はまだ開いていた。
まさき「ま、窓から逃げるぞ」
だが二人が動いた瞬間今度は逆に窓が閉まってしまった。
あきのり「や、やめろ。。。やめてっ、やめてくれ!」
あきのりはそう叫びながら何かを振り払おうとしている。
俺には何も見えない。あきのりは全く別のものを見ている。
まさき「おいどうしたんだよ!だいじょうぶか、おい!!」
まさき「おい、コージ、そこの盛り塩をここに投げろ!!」
コージ「お、おう!」
コージは塩を取り投げた。そうすると得体の知れないやつは消えた。
俺はあきのりを担ぎ上げて部屋を出た。
外に出てみたがアキノリのおびえはやむことはなかった。
あきのり「やめろっ、離れろっ!やめてくれぇーっ!」
まさき「とにかく病院に連れて行こう」
コージ「けど医者には何て言うんだよ!!」
まさき「でも俺達にはなにもできない、だから連れていこう」
まさき「川崎病院まで!!」
運転手「いやぁお客さん酔ってるんですか。困りますよ!」
コージ「おい、乗車拒否すんのかよ!!」
運転手「わ、わかりました。。」
その夜、俺とコージは病院の待合室で朝が来るのを待っていた。
医者「君たちがアキノリ君の友達?
どうもおかしくって。。。彼の精神状態が何らかのショックでおかしくなったかもしれないんです。
これから別の病院に搬送して詳しく見てもらおうと思います」
まさき「え。。??」
この事件の後俺は、あきのりの両親から訴えられ警察に尋問された。
あれから12年あきのりとは会話ができないまま。
あの時やめておけばあきのりをこんなめに会わせる事はなかったのに。
Japanese and English
俺は仕事の都合で部屋を引っ越す事になった。
I had to move for my work.
その部屋は会社が用意したもので、引っ越し等も全て業者にまかせ引っ越しが完了して初めてその部屋に入った。
The company found the apartment for me and the moving company took care of everything. The first time I actually saw the place was after they had finished.
まさき「うわっ、なんだここ?!線香の臭いが臭いし、寒気がするし。。。
Masaki “Yikes, what is with this place – It smells of incense! and what a draft…
ここはかなりやばいかも。まぁしょうがないか。」
What a dump. I guess I’ll just have to learn to like it.”
まさき「えっとー、寝る部屋はこっちで、仕事はあっちの部屋にすればいいか。
Masaki “Hmm… I guess this can be my bedroom and this should make a good work space.
ささ、早く図面を書かなきゃ担当者の人に怒られちまう。」
I’d better take care of that floor plan or the boss is going to kill me.”
荷物の整理をする間もなく、俺は追われている図面書きを始めた。
With no time to unpack,
それから3時間が経過した。
I drew floor plans as three hours came and went.
まさき「腹減ったなぁ。もう11時半かぁ。飯食って、寝なきゃな。」
Masaki “Man, I’m hungry. Wow, it’s already 11:30. I’d better eat something and get to bed.”
そう思い台所に向かおうとした瞬間俺の体は凍り付いた。
I turned and headed for the kitchen, but the moment I did my body froze.
ガラス戸の向こうに誰かいる、曇りガラスのために誰なのかは分からない、
Someone was standing on the other side of the glass door but the frosted pane only revealed their silhouette.
まさき「あれって。。。人か??
Masaki “Is that… a person?
放っておくか、開けるべきか。でも腹減ってるし。。。しょうがない、開けよう。」
Should I just ignore them or open the door? I’m really hungry so I guess I have no choice…”
やめとけばよかった。目の前にいたのは、身長180cmほどの男。
But I should have just left well enough alone.A man about 180cm tall stood before me.
8月なのに黒いコートを着て、眼球の飛び出した目で俺を見ている・・・
Although it was August, he wore a black coat and stared at me with eyes that hung out of his head.
あまりに目が怖いので俺は視線を下にそらした。
The eyes were too frightening to look at and I cast my gaze down.
すると首からはおびただしい血、
But as I did, a thick stream of blood fell from his neck.
まさき「やばい」
Masaki “Oh no!”
お化け「ここは俺の部屋なんだけど、あんた誰。」
Ghost “This is my room. Who are you?”
まさき「どうすりゃいいんだよ。助けを呼ぼうにもまだ電話は引いてないし」
Masaki “What the hell am I supposed to do? The phone line isn’t in yet - I can’t even call for help!”
まさき「逃げるしかない、でもガラス戸を開ければ男が立ってるし・・・
Masaki “I have to get out of here, but that man is standing on the other side of the glass door…
だからといってこの部屋ではさすがに寝れないし、やっぱ出ていくしかない」
I’ll never be able to get to sleep in here though - I guess I’ll just have to make a run for it.”
男の横をすり抜け玄関の扉を開きながら思わず
I slipped past the man and opened the front door.
「失礼しました。」
Without thinking on the way out I automatically said, “Sitsurei shimasita.”
我ながら情けなかった。。。
It was pretty pathetic even for me…
一人ではとてもあの部屋に戻ることはできない。そう思い俺は中学からの親友の二人に連絡をとり相談に乗ってもらう事にした。
I’d never be able to go back to that apartment alone now. I called two closest friends from middle school to ask for their help.
まさき「コウジ!こっちこっち!」
Masaki “Koji, over here!”
こうじ「おお、まさき、ひさしぶりだなぁ。」
Koji “Oh, Masaki! It’s been so long!”
しばらくしてアキノリがきた。
In a short while Akinori arrived too.
アキノリ「なんだよ、こんなところに呼び出しといて。一体何があったんだ?」
Akinori “What’s the big idea dragging me all the way out here… What the heck happened to you?”
まさき「実はさぁ。。」
Masaki “Well…”
俺は二人に昨日起こった事を一部始終話した。
I told the two of them what had happened the night before from beginning to end.
アキノリ「はぁ???アホかお前。そんなことあるはずねぇだろ。見間違いだよ。」
Akinori “Are you out of your mind? That can’t be right – you were just seeing things.”
コウジ「まぁでも、まさきがそこまで怖がるのを見るのは初めてだな。。
Koji “But this is the first time I’ve ever seen you this shaken up Masaki.
わかった。今日一緒に行って調べてみるか。」
Alright, I’ll go there with you tonight and we can check things out together.”
まさき「そうか!ありがとう!」
Masaki “Really?! Oh, thank you!”
あきのり「今日は俺、彼女と会わなきゃいけないから、明日行ってやるよ。」
Akinori “Well, I’ve got to meet my girlfriend tonight, but I’ll go with you tomorrow.”
コウジ「おう、わかった。」
Koji “Oh, Okay.”
まさきとコウジはアキノリと別れ、まさきのアパートに向かった。
Akinori left and Masaki and Koji headed for the apartment.
まさき「さて着いた。ここだよ。」
Masaki “Alright, this is the place.”
コウジ「な、何なんだよここ。こんなの初めてだよ。」
Koji “What’s with this apartment? I’ve never seen any place like this.”
まさき「いいか?開けるぞ。。。」
Masaki “I’m going to open it…”
コウジ「うん、わかった。」
Koji “Ok…”
コウジ「線香の匂いがすげぇな。。。」
Koji “Wow, the smell of incense is really strong!”
コウジ「お前の言うとおり、普通じゃないね。。ここ」
Koji “You weren’t kidding – something’s not right with this room…”
まさき「う、うん。。」
Masaki “Yeah…”
お札をガラス戸にはり、清めの塩を台所の4角に盛ることにした。
They decided to put a paper talisman on the glass door and purifying salt in the four corners of the room.
コウジ「はぁ。。。効けば良いけどな。」
Koji “Well, I hope this works…”
そして夜9時
The clock struck 9.
まさき「来たっ!!」
Masaki “He’s here!!”
コウジ「あれ、止まったぞ?」
Koji “It stopped…”
コウジ「なぁやべぇよ。しゃれになんねぇよ」
Koji “Not good! This is so not cool!”
まさき「うわっ!」
Masaki “Ahh!!”
コウジ「危ない!」
Koji “Watch out!”
割れた窓の向こうには、昨日俺が見た奴の目が二人を睨んでいた。
The thing I saw the night before was glaring at us from the other side of the broken glass.
コウジ「逃げるしかねぇぞ。。。」
Koji “We’ve got to get out of here…”
まさき「でもどこから?!」
Masaki “But how?!”
窓から逃げるぞ。部屋は二階にあるので飛び出しても大怪我はしない。
The only way out was through the glass door. The room was on the second floor, so making an escape from the balcony possible.
二人は飛び出した後、大通りでタクシーに乗りコウジのアパートに向かった。
They jumped to the street below and caught a taxi back to Koji’s apartment.
コウジ「あの部屋どうすんだよ!?」
Koji “What are you going to do about that apartment?”
まさき「無理でしょ。あそこには住めないよ。」
Masaki “Well there’s no way I can live there now.”
次の日、コウジのアパートにアキノリが来た。
The next day Akinori came to Koji’s apartment.
アキノリ「あれ、二人ともここにいるって事は逃げたの??情けないねぇ!!」
Akinori “Well since both of you are here, I guess that means you ran huh? What a pair of cowards!”
コウジ「うるせー!!見てねーやつにはわかんねーんだよ!」
Koji “Shut up! You don’t know – you haven’t seen it!”
まさき「まぁまぁ。。。。とりあえずあそこの部屋には戻れない。。」
Masaki “Come on guys… Well anyway, I can’t go back there…”
アキノリ「戻らないとしたら新しい部屋を借りなきゃいけないんだろ、そしたら自腹で借りる事になるんじゃねーの?
Akinori “But if you don’t go back then you’ll have to rent a different apartment on your own right?
何で起こるはずのない現象にビビってそんな無駄金を使う必要があんだよ。
Why should you have to go wasting a bunch of money over something that doesn’t even exist?
わかった、俺が確認する。それだけの事が起こるなら俺にも見えるはずだろ、そしたら俺も納得するよ」
I’ll go and have a look for myself. If this thing is for real I should be able to see it too – then I’ll believe you.”
それから三人は、9時頃に俺のアパートに付くようにアパートにむかうことにした。
The trio headed toward the apartment in time to arrive by 9 o’clock.
コウジ「やめよーぜ。やっぱやばいよ。」
Koji “Can we go back? I don’t like this…”
あきのり「ならお前はここにいろ。」
Akinori “You’re welcome to stay outside if you want.”
まさき「開けるぞ」
Masaki “Here we go…”
あきのり「なんともねぇじゃん!」
Akinori “See! There’s nothing in here!”
笑っているアキノリを見て俺はたじろいだ。
I winced at Akinori’s words.
まさき「あっ。。!!」
Masaki “Ah..!!”
あきのりの背にしているガラス戸の向こうであの得体のしれない奴がまたここを見ている。
On the other side of the glass door at Akinori’s back the thing was staring again in our direction.
俺はあきのりの背後を指し、アキノリもガラス戸を見た。
I pointed and Akinori looked through the glass door.
あきのり「っ・・・・!」
Akinori “Oh…”
きっと見えたであろうアキノリは俺のほうに後ずさりしている。
Akinori must have seen it too. He backed away into me.
昨日開いた窓はまだ開いていた。
The window was still open from the previous night.
まさき「ま、窓から逃げるぞ」
Masaki “L…Let’s get out through the window.”
だが二人が動いた瞬間今度は逆に窓が閉まってしまった。
But the moment the two moved toward the window it slammed shut.
あきのり「や、やめろ。。。やめてっ、やめてくれ!」
Akinori “S…Stop it! Please, leave me alone!”
あきのりはそう叫びながら何かを振り払おうとしている。
Akinori yells and flails as if trying to shake something off.
俺には何も見えない。あきのりは全く別のものを見ている。
Akinori seemed to be seeing something that I couldn’t.
まさき「おいどうしたんだよ!だいじょうぶか、おい!!」
Masaki “Hey, what’s the matter?! Hey!!”
まさき「おい、コージ、そこの盛り塩をここに投げろ!!」
Masaki “Hey Koji, throw some of that purifying salt at him!!”
コージ「お、おう!」
Koji “Okay!”
コージは塩を取り投げた。そうすると得体の知れないやつは消えた。
Koji threw the salt and the thing vanished.
俺はあきのりを担ぎ上げて部屋を出た。
I picked up Akinori and left the room.
外に出てみたがアキノリのおびえはやむことはなかった。
We were safely outside, but Akinori was still hysterical.
あきのり「やめろっ、離れろっ!やめてくれぇーっ!」
Akinori “Stop it! Get away from me!! Stop it please!”
まさき「とにかく病院に連れて行こう」
Masaki “Let’s take him to a hospital.”
コージ「けど医者には何て言うんだよ!!」
Koji “And tell the doctor what?!”
まさき「でも俺達にはなにもできない、だから連れていこう」
Masaki “Well, I don’t know but I certainly can’t do anything for him. Let’s just get him to a hospital.”
まさき「川崎病院まで!!」
Masaki “Take us to the Kawasaki hospital.”
運転手「いやぁお客さん酔ってるんですか。困りますよ!」
Driver “Is he drunk? I don’t drive drunkards.”
コージ「おい、乗車拒否すんのかよ!!」
Koji “Hey – are you trying to deny us service?!”
運転手「わ、わかりました。。」
Driver “Okay, okay – get in…”
その夜、俺とコージは病院の待合室で朝が来るのを待っていた。
That night Koji and I sat in the waiting room waiting for the dawn to come.
医者「君たちがアキノリ君の友達?
Doctor “Are you two Akinori’s friends?
どうもおかしくって。。。彼の精神状態が何らかのショックでおかしくなったかもしれないんです。
Something is really wrong with him… I believe he may have experienced some kind of severe mental trauma that has sent him into a state of shock.
これから別の病院に搬送して詳しく見てもらおうと思います」
I’m having him sent to another hospital for further examination.”
まさき「え。。??」
Masaki “What…??”
この事件の後俺は、あきのりの両親から訴えられ警察に尋問された。
After everything was over I was sued by Akinori’s parents and interrogated by the police,
あれから12年あきのりとは会話ができないまま。
and Akinori was left unable to speak even 12 years after the ordeal.
あの時やめておけばあきのりをこんなめに会わせる事はなかったのに。
If we had only left well enough alone none of this would ever have happened to him.

Kanji

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