Lesson Transcript

日本人はタケノコを大好きで
いろんな料理で使うと思うんですけど
天ぷらが僕はやっぱり一番おいしいですよね
だから素材の処理の仕方とかやっぱりアクがあるんで
そのアクをおいしさに変えていくっていうことが大事です
先ほどの吹きの音と一緒です
必ず泥付きのこういうものが土の付いたようなやつが買うことと
下側ですねもっと本当に取り立ての時は白かったり
触って柔らかかったりそういうのをチェックするといいと思います
その硬さによってその仕込みの仕方がまたちょっと変わってきます
まず来たら土を落としたいんで洗います
洗ったらですね
ぐるぐる回ったりとかするんで包丁で切るときにこう滑ったりするんで
必ず安定したところで滑らないようにしてください
上の方はほとんど食べれるとこはないです
だからそこを火の入りがいいよくするためにこうカットして
ここですね
スパッと斜め
ぐるーっと
一個一個ね年輪みたいになってるけど
これが一枚一枚皮です
でその皮を剥きやすくするために
何枚かだけですね
剥きやすくするためにこう包丁をスッと
見えますかね
1,2,3,4,5ぐらいかな
でここら辺は食べれないんで
こっち側は深く
こっち側はもう
2枚ぐらいだけ剥けるぐらいですかね
浅くですね
こういう感じに斜めに
これ全部こういくと
食べれるところが切れちゃって
美味しく食べれなくなっちゃうので
こういう感じにします
そしてアクがあるので
ヌカですね
米ヌカとタカノツメですね
こういう
これを入れて茹でます
スーッと櫛が入るぐらいまで
これはもう
処理をして冷ましたものです
半日ぐらいは置いて
しっかり冷めるまで
お湯が冷めるまで置いた方がいいです
アクをちゃんと抜くためにね
先ほどの包丁を入れた部分から
剥いていきます
これですね
こういう
触っても分かりますけど
これまだ硬いです
これは
硬いので
食べれないです
ここの部分はね
だんだんと剥いていきます
後からでも剥けるので
少々
剥きが足らなくても
全然大丈夫です
でも
こういう感じですね
剥いてもうちょっと
剥くかな
こういうとこまでいきます
ここですね
みんなが見たことある
タケノコの状態になってきました
ここはもう硬いので
スーッと切り落とせるところまで
落としちゃう
これぐらいで大丈夫だと思います
こういう
綺麗な
タケノコの状態ですね
柔らかくなりました
これ硬いのは
いくら何分茹でても硬いので
そこはもう食べないでください
せず消防してください
ギリギリです
これも
綺麗に形を整えている
って感じです
あとはこのままだと
やっぱり
汚いし
仕上がりが悪いので
掃除していきます
まず包丁で
剥きます
なるべく薄く剥いてください
ゆっくりでもいいです
剥いてしまいました
そうするとこういう感じになります
あとここの
皮の剥いた段々の
こういうところがあるので
こういうのは
ちっちゃいナイフとか
用ナイフみたいなのでもいいし
こっち側の刃が付いてない方で
これはもうカスと思ってください
食べれますけど
仕上がりのやっぱり
美しさがなくなるので
取ってあげてこういう
表面が滑らかな状態に
そうすると後で味付けたりするときも
綺麗に仕上がって
出汁が濁らなかったり
いいことしかないので
取ってあげてください
こういう状態です
洗います
これを使っていきます
均一な火炎するために
固いところと
この下の固い部分と
上側と
別に分けて考えます
この下の部分は
まず下で固いところを取り除きます
こういう状態です
これは天ぷらにしても美味しいですけど
違うお料理に使ってもいいかなと思います
それでこの上の部分が
天ぷらに美味しいところですので
サイズ
自分の好きなサイズ
使いたい食べたいサイズで
切っていきます
まず半分にして
こういう感じですね
こういう感じになります
これがタケノコの処理です
ここからは1回茹でます
なぜかというと
お米のぬかの臭さっていうのが
くるので茹でて
その後水でさらします
昆布だけの出汁ですね
お酒と塩だけで薄く味をつけたやつ
下味をつけてなじましたものです
昔はカツオと昆布の出汁で
こう味をつけてたんですけども
カツオで味をつけるのをやめました
タケノコの味がもったいないので
ここからは
一つ transformer入れて
プレゼントをまっすり
タケノコ肌が下処理ができているし
生のものをテクニックでシャキッと揚げたりとかするものじゃなくても
揚げる前のものとして完成されているものなので
昔のいろいろ天ぷらのコースというのは
ただ天ぷらを順番にバーって出していくだけという考え方だったんですけど
僕は本当に味の緩急というか
押し引きというのをすごく大事にしていて
同じ食材でやっても薄く切ってシャッキリ感を出したり
厚めに切ってねっとりしたりほっこりしたりとか
使い分けたりとかして
それはメインと思う食材の前後を押し引きして
メイン食材を引き立てるためにそういう風にやっている
だからタケノコというこの出汁の香りとか味のものというのは
構成していく要素とのパーツとしてはすごく重要なもので
季節感という要素も強いし香りという部分も強いし
味の変化という部分もあるからすごくウェイトが大きいですよね
温度でできる焦げというのは本当にネガティブな焦げた要素なんで
苦味になったりおいしくない感じになるんですけど
これ今火始めてつけましたけど
低温でできた優しい焦げなんでそこは香りになるんです
タケノコの香りとお出汁の香りが口の中で広がるって
鼻に抜けていくという感じをイメージして火を入れてるんですけど
ちょっと茶色くなって焦げたりとかする部分が出てくるんですけど
それをお皿の上に乗せた時に説明してあげると
より効果的だと思います
その焦げは狙っているわざとやっている焦げだよっていう
衣で全部包まれていると
素材の色とか雰囲気が伝わりにくいので
切ってあげて切り口から出る水蒸気と香りと
なおかつ断面を見せるような感じで置いてあげて
出すっていうやり方を取ることもあります
それは時と場合にもよるんですけど

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