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Lesson Transcript

紫式部
厳密に言えば「作家」という分類には入らず、また作品も近現代の「小説」と同列には扱えませんが、日本文学を語る上で看過できないのが、紫式部の存在です。
平安時代に成立した『源氏物語』は「光源氏」という主要人物を軸に登場人物約500人、五十四帖(じょう;「巻」という意味)にもなる長編物語。大変有名なので、日本語を学習する皆さんであればどこかで耳にしたことがあるでしょう。
さて、あなたが今まで好きになった相手を思い出してみてください。顔立ちや性格、仕草など共通点がありませんか?
「光源氏」が好意を抱く女性の共通点は「どこかに母の面影がある」ということ。三歳で実の母と死別した彼は、父親の後妻である女性に強く惹かれます。なぜなら、父は光源氏の亡き母を深く愛していたために、似ていると評判の女性を妻に迎えたからです。年齢も近く、お互いに好意を持ってはいても、義理の親子関係であるために恋の成就は難しく、源氏は叶わぬ思慕を募らせます。
源氏が十八歳の折、義母にそっくりな面差しの少女と出会うのですが、彼女は義母の姪だったのです。この少女こそ、人生のほとんどを光源氏の愛情を一身に受けることになる「紫の上」。作者・「紫式部」の名前の由来にもなっています。
天皇の血を引き、地位も富もあり、容姿端麗で心優しい源氏に終生、愛されるのですから幸福な生涯だったように感じられますが、彼女は遂に彼の子どもを授かることはありませんでした。さらに、晩年になって彼女よりも高い身分の若い女性が「正妻」として光源氏と結婚することになります。
そもそも、光源氏が自分を見初めたのは好意を寄せていた義母に「似ていた」ため…紫の上は常に光源氏の傍らにありながら苦悩し続けます。その苦しみを光源氏が知っていたとは書いてありません。
「源氏」には様々なタイプの女性が登場します。「最も幸せな女性は誰か」「自分だったらどの女性に感情移入できるか」などと考えながら読み進めると面白いでしょう。関心のある人は、母国語に翻訳されたあらすじを一読して人物の関係や出来事などを頭に入れてから、全体の文章に挑戦してみてください。
生没年、誕生地、本名 未詳
誕生は978年頃か? 1015年頃亡くなったか?
代表作 『源氏物語』
『紫式部日記』

Kanji

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10 Comments

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July 19th, 2011 at 06:30 PM
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紫式部

厳密に言えば「作家」という分類には入らず、また作品も近現代の「小説」と同列には扱えませんが、日本文学を語る上で看過できないのが、紫式部の存在です。
平安時代に成立した『源氏物語』は「光源氏」という主要人物を軸に登場人物約500人、五十四帖(じょう;「巻」という意味)にもなる長編物語。大変有名なので、日本語を学習する皆さんであればどこかで耳にしたことがあるでしょう。

さて、あなたが今まで好きになった相手を思い出してみてください。顔立ちや性格、仕草など共通点がありませんか?

「光源氏」が好意を抱く女性の共通点は「どこかに母の面影がある」ということ。三歳で実の母と死別した彼は、父親の後妻である女性に強く惹かれま す。なぜなら、父は光源氏の亡き母を深く愛していたために、似ていると評判の女性を妻に迎えたからです。年齢も近く、お互いに好意を持ってはいても、義理 の親子関係であるために恋の成就は難しく、源氏は叶わぬ思慕を募らせます。

源氏が十八歳の折、義母にそっくりな面差しの少女と出会うのですが、彼女は義母の姪だったのです。この少女こそ、人生のほとんどを光源氏の愛情を一身に受けることになる「紫の上」。作者・「紫式部」の名前の由来にもなっています。

天皇の血を引き、地位も富もあり、容姿端麗で心優しい源氏に終生、愛されるのですから幸福な生涯だったように感じられますが、彼女は遂に彼の子どもを授かる ことはありませんでした。さらに、晩年になって彼女よりも高い身分の若い女性が「正妻」として光源氏と結婚することになります。そもそも、光源氏が自分を 見初めたのは好意を寄せていた義母に「似ていた」ため…紫の上は常に光源氏の傍らにありながら苦悩し続けます。その苦しみを光源氏が知っていたとは書いて ありません。

「源氏」には様々なタイプの女性が登場します。「最も幸せな女性は誰か」「自分だったらどの女性に感情移入できるか」などと考えながら読み進めると 面白いでしょう。関心のある人は、母国語に翻訳されたあらすじを一読して人物の関係や出来事などを頭に入れてから、全体の文章に挑戦してみてください。

 


皆さんが今まで好きになった相手には共通点がありますか?

Yuichi
July 28th, 2011 at 05:45 PM
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Taneさん


本当に2000円札はめっきり見なくなりました。

何十年後かには、少し価値が上がっているかもしれませんよね:mrgreen:

Yuichi
July 28th, 2011 at 05:44 PM
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Bukokuさん


またまたコメントありがとうございました:smile:

八犬伝もとてつもなく長いですよね。英訳が出るのを僕も望みます:wink:

Bukoku
July 27th, 2011 at 02:21 AM
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前からずっと思ったんだけど、何で八犬伝は英語に翻訳されてない?才能のある翻訳者は大勢いるはずだが・・・自分で中学生向きの版を訳してみたけど10ページぐらいで限界だった。Seidenstickerはきついけど、Jay RubinやRoyall Tylerが訳してくれたら光栄だな。誰かチャレンジ!読みたいからなんとかしてくれるといいね。ま、そう言う意見~

Tane
July 23rd, 2011 at 02:46 AM
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又、素晴らしいレッスンありがとうございました。「源氏物語」は54帖ほど長いのが知らなかったです。びっくりしました。:shock:

この間旦那に「2000円札ないのかな?」って聞かれて、まあ、覚えがなかったな~と思いました。彼はきっと見たことがあるんだって、引き出しにたまっていた外国のお金を調べてみろと、やっぱりありました!!これから使わない方がいいでしょう。:wink:

Bukoku
July 22nd, 2011 at 01:13 AM
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良かろう。お返事してくれてありがとう。ザイデンスティッカーはたぶんベストだけど、タイラーの訳もけっこういいよ。まあ、色々読んでるけど、一番好きなのは小泉八雲かな。日本の文学だと言うと。ブログには沢山ほかのいい作家が出って来たよね。宮沢賢治とかはめっちゃ尊敬してる。気づいたら「ぼんやり」と言う言葉はよく使ってる。気に入り言葉の一つ。関係無いけど、もう一つは「人生は悪くはない、一度切りで終わるなら。」いい曲だぜ。カウボーイビボップから拾った。

Yuichi
July 21st, 2011 at 11:51 AM
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Bukokuさん


たくさんのコメントありがとうございます!

多くの文学作品をお読みになっているんですね:grin: 感服いたしました。

僕は源氏物語は、ダイジェスト版でしか読んだことがないのですが、Bukokuさんお勧めのサイデンスティッカーの翻訳版なども少し手にとって読んでみたいなと思いました!

Bukoku
July 21st, 2011 at 12:21 AM
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質問を答えるとすると、個人的に藤壺や紫が好みかな。源氏はすごく若い頃から紫を育つと、結局結婚なさったのはいやらしい点の一つだと思うけど、昔の小説に有り得るかんや。紫は作家自身と同じ名前を持つからゼヒ注目したい人物です。:cool:

Bukoku
July 21st, 2011 at 12:03 AM
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考えて見ると続きから読もうじゃありませんか。そうしょうかな。インスピレーショーン有り難うね。源氏物語の帖のタイトルはかなり面白いね。「蜻蛉」から見たらどうや。陽炎と言う字でもなければ蜉蝣の字でもない。そいつは興味深い。文学のテーマに関して、最近夏目漱石の三四郎を読み終わって、まあまあ良かったよ。全集が欲しいね。今は水滸伝にはまってる。

Bukoku
July 20th, 2011 at 01:50 AM
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上等だ。僕はいつまでも源氏物語を読んでるみたい。あまりにも長いから。一応源氏の死まで読んだ事があるケド、なかなか時間かかります。確かに一番好きな巻は「幻」と言う。けっこうSeidensticker氏の訳が気に入れたよ。「Wizard」と言う。今は最初から読み直してるところ。ちなみに最近、西遊記の全100巻読み切ったよ。中国好きやな~