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Lesson Transcript

Intro

皆さん、こんにちは。ジャパニーズポットです。
Audio Blog Season 3, Lesson 10 – 奇想天外な珍道具
Natsuko:こんにちは。なつこです。オーディアブログ シーズン3 第10回「奇想天外な珍道具」。今回も、チャオ・ササキさんと一緒に、このブログについてご紹介します。ササキさん、よろしくお願いします。
Sasaki:はい、こんにちは。チャオ・ササキでーす。よろしくお願いしま~す。
Natsuko:今回のタイトル、ちょっと難しいですねえ。
Sasaki:そうですよね。
Natsuko:あの、ブログを聞く前に、少し説明をしましょうかね。「珍道具」の「道具」は、分かりますよね。「Tool」のことです。「珍道具」の「珍」は、「珍しい」という漢字を書きます。ですから、珍しい道具という意味です。
Sasaki:「奇想天外な珍道具」となると、ただの珍しい道具じゃないですねえ。「奇想天外」は、「普通の人が考えつかないほど変わっている」っていう意味ですからねえ。
Natsuko:そうですよね。一体どんな道具なんでしょうねえ。早速、ブログを聞いてみましょう!
Blog
「奇想天外な珍道具」 Gadgets That Are Out-Of-This-World!
世の中、実に便利な道具たちが溢れているが、世間は広いもので、使えそうで使えない「珍道具」というものを研究している方がいる。
名前は川上賢司氏。日本珍道具会の会長である。以前、私が運営していたギャラリースペースで、彼の展示会をやる機会があったので、今回はその時の面白おかしい作品を、幾つか紹介しよう。
まず「両方行靴」。
靴と靴をカカトの部分で接合して、前から後ろから、どちらからでも履けるようにした代物である。これで、玄関で靴をそろえなくてもいい、ということらしい。
次に「頭上ロールペーパー」。
ロールペーパーと、その器具を頭の上にくくり付けることで、いつでもどこでも鼻をかむことができる。
最後に「食器タワー」。
食器が縦に連なった、文字通りの食器タワー。
これで小さなスペースでも、ありとあらゆる食事をすることができてしまうというものだ。
まさに発想の逆理をうたった珍道具。道具と人間との関係を考えさせられてしまう。
川上氏の作品に興味がある人は、ホームページなどでチェックしてみてはいかがだろうか。
書籍も発売中である。
Banter
Natsuko:いや~、本当に珍道具と呼ぶにふさわしい道具が紹介されてましたねえ。「両方行靴」「頭上ロールペーパー」「食器タワー」。ササキさん、どれか使ってみたい道具はありますか?
Sasaki:そうですねえ。どれも突飛過ぎて、ここから選ぶのは……究極の選択ですよねえ。
Natsuko:うん。
Sasaki:うん、でも「頭上ロールペーパー」は、花粉症の人にとっては便利かもしれないですよね。
Natsuko:ハハハッ。なるほど。
Sasaki:もう、見た目を気にしなければの話ですけど……。
Natsuko:みんながしてればいいんですね。
Sasaki:そう。みんなしてればいいんですよ。
Natsuko:ハハハッ。
Natsuko:あ、なつこさん、どれに興味を持ちました?
Natsuko:ん~フフ、私は、そうですね~。あの、「食器タワー」って聞いて、一瞬、あの、アフタヌーンティーの。
Sasaki:はい~。
Natsuko:あのサンドイッチとかが出てくる。
Sasaki:はい。
Natsuko:あのセットを思い浮かべたんですけど。
Sasaki:はい~。
Natsuko:たぶん、まったく上品さが違うんでしょうね。あの、アフタヌーンティーのセットっていうのは、すごく優雅な雰囲気ですけど。
Sasaki:そうですねえ。
Natsuko:この「食器タワー」は、そもそも、省スペースが目的ですから。ま、優雅さとは程遠いですよね。
Sasaki:そうですよね。だって、この「食器タワー」は、一人暮らしの男の人の食事風景を連想させるでしょ。
Natsuko:ああ、ああ、ああ。
Sasaki:ねえ、あの、もう狭~い所で、ご飯をかきこんでいるような風景にぴったりな道具ですよ~。
Natsuko:なんか、食べにくそうですよねえ。
Sasaki:ハハハ、そうですね。
Natsuko:それからこの、「両方向靴」どう思いますか? あの、私思ったんですけど。
Sasaki:はい。
Natsuko:引越し屋さんが荷物を運んでるときに。
Sasaki:はい。
Natsuko:あの、何度も家に出入りするじゃないですか。そういうときとか、あのー、便利かもしれないなと思ったんですけど……。
Sasaki:フフ、う~~~ん。でも、形を想像すると、ちょっと歩くにくいんじゃないですかね、これ。
Natsuko:確かに。階段とかで転びそう。でも、こういう面白いものを見てると、自分も少し面白い発想をしてみようかっていう気になってきませんか?
Sasaki:そうですね。誰でも面白い発想をしてみたいっていう欲望を持っていて、その眠っていた欲望をくすぐられるのかも、しれないですよね。
Natsuko:うんうん。この珍道具の発明家の川上賢司さんは、ご自分の発明品を紹介した本を、何冊も出しているんですよ。
Sasaki:おお。
Natsuko:しかも、日本語だけじゃなくて、英語版、中国語版、ドイツ語、フランス語、スペイン語、それから韓国語版も出てるそうですよ。
Sasaki:は~! インターナショナルに活躍されてるんですねえ。
Natsuko:うん。
Sasaki:日本だと、こういう珍道具って、面白いこととか、笑いのタネみたいに取り上げられることが多いんですが、海外ではどうなんですかね?
Natsuko:いやあ、それが国によって違うみたいなんですよ。
Sasaki:おお、おお。
Natsuko:例えば、韓国とかカナダ、オーストラリアでは、「サイエンス」として取り上げられる傾向があるそうなんです。
Sasaki:ほお!
Natsuko:で、それから、ヨーロッパでは、「現代アートだ」って言われるようですよ。
Sasaki:ほお~! 「現代アート」として捉えられるのは、まあ少し分かる気もするんですが、「サイエンス」っていうのは、ちょっーとよく分かんないっすねえ。
Natsuko:分かんないですねえ。
Sasaki:ねえ。まあちょっと、これは~、リスナーの皆さんのご意見を聞いてみたいところですね。
Natsuko:あ、ぜひぜひ。いろんな国の皆さんが聞いてくださっていると思いますので、あの、さまざまな意見を聞かせていただけると面白いですね!
Sasaki:はい。
Natsuko:ところで、川上氏はウェブサイトもお持ちなんですけど、そのなかで、こういう珍道具を考えることは、「頭の知的なゲーム」だとおっしゃっていますね。発想力を鍛えるためには、「逆理の発想」が必要だと言っています。
Sasaki:「逆理の発想」という言葉が出てきたんですが、これ、ちょっと聞きなれない言葉ですなあ。
Natsuko:そうですね。あの、「逆理」というのは、あの、「逆説」とか、英語だと「パラドックス」と同じような意味で、あの、普通の考え方とが逆に考えてみるというような意味のようです。
Sasaki:なるほどね~。一般の人間は、一般常識とか、普通の考え方に縛られて、柔軟な考え方ができなくなってるってのは確かだよね。
Natsuko:そうですね。
Sasaki:だから、逆理の発想っていうのは、それをあえて、反対の視点をもって発想をしてみるというわけですね。なるほど~。
Natsuko:だから、靴がくっついちゃったりするんですね?
Sasaki:そういうことですよね!
Natsuko:うーん。それから川上さんは。
Sasaki:はい。
Natsuko:「自分自身であるために、発想力を高めて、心を豊かにすることが必要だ」とも、おっしゃってます。
Sasaki:「自分自身であるため」ね~。確かに、みんなと同じ発想してたんじゃ、人と違う自分自身を確立することはできないですからね。
Natsuko:こうして考えていくと、結構深いですねえ。
Sasaki:そうですねえ。
Natsuko:珍道具は、笑いのタネだけじゃないですね。あの、発想を変えるきっかけをつくったり、私たちの人生を、まあ、豊かにしてくれるものかもしれないんですよね。
Sasaki:そうですね~。意味深い存在なのかもしれませんねえ。
Natsuko:やっぱりサイエンスなんですね!
Sasaki:そうですね!
Natsuko:うん。皆さんも、ぜひ、この珍道具の世界に触れて、発想力を磨いてみませんか。川上氏について、英語で紹介したサイトもありますので、これはコメント欄で紹介しておきます。ぜひ、チェックしてみてください。
それから、残念なお知らせなんですけど、このオーディオブログ シーズン3は、今回でおしまいなんです。
Sasaki:何だって~!
Natsuko:フフ、そうなんです。10回にわたって、高村さんの事業活動で出会ったユニークな人たちや、楽しいイベントを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか? ササキさん、一緒にこのオーディオブログを紹介してくださって、ありがとうございました。
Sasaki:はい。え~、僕も高村さんのおかげで、今まで知らなかったユニークな活動をされている人たちのことを知ることができて、とてもワクワクする楽しい経験でした。ほんと、ありがとうございました~!
Natsuko:あ、そう言っていただけると嬉しいです。また、次の機会がありましたら、ぜひ、よろしくお願いします。
Sasaki:はい。こちらこそ、よろしくお願いします。

Outro

Natsuko:それでは皆さん、またの機会まで、さようなら!
Sasaki:さようなら~。

Kanji

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