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Lesson Transcript

「七夕」とは「七日(なのか)の夕方」という意味で、その名の通り、毎年七月七日(しちがつなのか)にお祝いをします。七夕伝説では、七月七日は機織(はたおり)が上手なお姫様、織姫が牛飼いの彦星と会うことができる唯一(ゆいいつ)の日だとされています。織姫は神様の娘です。その神様が愛し合う二人を引き離しました。
どうして織姫と彦星は引き離されてしまったのでしょうか。
正解はこのビデオの最後に紹介します。ではまず、七夕が現在どのようにお祝いされているのか、見て行きましょう。
まず、七夕のメインとなる笹飾り。
笹に飾るものには色々な種類があって、それぞれ意味を持っています。たとえば、商売繁盛(しょうばいはんじょう)を願う「巾着(きんちゃく)」、長寿を願う「折鶴(おりづる)」、織姫の織り糸(おりいと)を象徴する「吹流し(ふきながし)」、豊漁(ほうりょう)を願う「網飾り(あみかざり)」。この笹飾りは七夕の時期に色々なところでみることができます。もちろん、七夕のお祭りででもです。
多くの地域で七夕のお祭りが催(もよお)されます。有名なものには「仙台七夕まつり」があります。お祭りでは多くの人が商店街に集まります。商店街には笹飾りや、屋台、地域によっては音楽が演奏されたり、盆踊りが行われます。人気の屋台のメニューといえばたこ焼きや焼きそば、冷たいビールなどがあります。
また、短冊(たんざく)と呼ばれる紙にお願い事を書いて飾るのも七夕で広く行なわれていることの一つです。お願い事を書いたら笹飾りに飾ります。
「織姫と彦星が会えますように」や「家族みんなが健康でありますように。」「お金持ちになりたい!」などがよくある願い事です。
織姫はベガ、彦星はアルタイルという星として知られていますが、この2つの星は、どれくらい離れているか知っていますか。なんと約15光年(こうねん)、つまり、光の速さで15年もかかる距離なのだそうです。
さて、ここでクイズの答えです。
結婚した織姫と彦星はどうして引き離されてしまったのでしょうか。
正解は「二人が働かなくなってしまったから」です。
結婚生活が楽しすぎて、働かないで過ごしていた二人。神様は怒って天の川(あまのがわ)の両岸(りょうぎし)に二人を引き離しました。離れ離れになった織姫と彦星はとても悲しみました。それをかわいそうに思った神様は7月7日だけ二人に会うことを許します。それからというもの、織姫と彦星は7月7日に会うことを楽しみにして、毎日一生懸命働いたそうです。

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