Lesson Transcript

トミタ・ノブアキです
私にとって着物は宝物
京都っていうだけで
すごいって言われるのは何かっていうと
日本の伝統文化
それがギューッと濃縮されてるっていうのが現状なんですね
昔京都は工芸の世界で生きてきたので
一つのものを一つの工房で完成させると
いろんなことが起こるので
それを作らないというようなシステムが
今も繋がってるんですね
着物には約20の工程があるんですね
一個ずつものを作る職人さんがいるんです
京都っていう奥深い街並み
そこに住んでおられる職人技
それを活かしながら
私自身がどういうことができるかってことを常に考えました
着物スタイリスト
デザイナーとして何ができるかってことをいろいろ考えました
舞台・雑誌
いろんなもの
約2000本以上の番組に関わり
着物っていうものがどういうものかっていうものを考えながらやってきました
出来上がる前にはいろんな人たちが携わってきてるんですね
まず着物が出来上がりました
その前にはスタイリングといって
それをどういうふうに着物や帯を合わすかってこともやるんですね
その前には着物っていうのはデザインをされてる人がいて
その前には着物を織ったり帯を織ったり
着物を染めたりする人がいる
それにもまたたくさんの職人さんが関わっている
小物関係もまたそういう携わっている人がいるんですね
これ面白いんですよ
着付けをする人は着付け師さんって言って
着付けだけなんですね
デザインする人はデザイナーとしてデザインだけなんですね
スタイリストって柄合わせするのはそれだけなんですよ
そんなもんねむちゃくちゃになるはずなんですよ
きれいにできっこないですよ
台本読んで気に入るものがなかったら
邪魔臭いから作ってそれをコーディネートして
それを着せて女優さんをステージに送り出す
日本中探しても富田だけなんですね
そんな人がいっぱい増えたら面白いなって思って
着物って形は絶対決まってるんですね
昔から平面仕立てという仕立ての仕方
背中中心に柄があるんですね
すべて柄の位置が決まってる
それを破るのが私なんです
柄の位置を変えることによって
女優さんがいかに素敵に見えるかってことをやることが一つ
それと染める技法で香りがしたらいいよね
みんなびっくりするよねって
いわゆるライトを当てると輝いて見えるよねとかね
ちょっと他の人たちが見て驚くような
着物に興味のない人も何これって言われるような
そういうものを考えたいなって思いましたね
今回私が手掛けた講座について皆さんに知っていただきたいこと
それは伝統産業である職人技の良さですね
それを芸能界有名女優さんに着せていくと
このように素敵になる職人技を活かしたものが
着物が綺麗ですねっていうだけじゃなく
その奥の奥まで見ていただける
職人がこんなに苦労して作ってるんだってことが
分かってもらえることを私はとても大切に考えています
これが私の竜技として紹介していきたい
そのように思っています

Comments

Hide