Dialogue

Vocabulary (Review)

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Lesson Transcript

武田信玄
「風林火山」という旗印で有名な武田信玄は、16世紀にいた甲斐国(かいのくに・現在の山梨県)の戦国武将。戦の強さだけでなく、政治家としての手腕も高く評価されている人物です。
まず「風林火山」の意味から紹介しましょう。これは、古代中国の『孫子』という兵法書から引用されたもので、原文は中国語ですが、日本語でわかるように読み方を補うと「疾(はや)きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如く、侵略(しんりゃく)すること火の如く、動かざること山の如し」。つまり「風のように速く軍を進め、林のように静かに構える。火のように激しく攻撃し、守るときは山のように動かない。」と戦の基本を説いています。
戦術の分析・格言が載っている『孫子』を愛読し影響を受けた武将は非常に多く、信玄もその一人でした。また『孫子』の中には現代社会にも通じる思想を説いているので、今日の日本でもビジネス書として読んでいる経営者も多いとか。
「風林火山」以外に有名な『孫子』の中の言葉に「敵を知り己を知れば百戦危うからず」があります。「敵と自分をよく知れば、戦に負けることはない」、つまり情報収集をし、勝てる相手を見極めろという意味です。実際、信玄は各国の情報を集める忍者軍団を持っており、最強と言われる兵を持ちながらも無用の戦いや利益の薄い戦いは努めて避けていたと言われています。
また、信玄は領地内の安定・内政に細かく気を配っていたことでも知られ、領地内の憲法のようなものも定めたり、氾濫して領民を苦しめていた川に堤防を築いたりしました。「信玄堤」の名で有名なその堤防は、築後400年以上経つ今でも人々を水害から守っています。

Kanji

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