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Lesson Transcript

Intro

皆さん、こんにちは。ジャパニーズポッドです。
Audio Blog Season 3, Lesson 9– 風呂絵師 丸山清人
Natsuko:こんにちは。なつこです。オーディオブログシーズン3 第9回「風呂絵師 丸山清人」。今回も、チャオ・ササキさんと一緒に、このブログについてご紹介しましょう。ササキさん、よろしくお願いします。
Sasaki:こんにちは。チャオ・ササキです。よろしくお願いしまーす。
Natsuko :皆さんは、タイトルにある「風呂絵師」って、何をする職業の方か想像できますか?「風呂」は、お風呂、「bath」ですよね。「絵師」は、簡単に言うと「絵を描く人」という意味です。ですから、「お風呂に絵を描く人」のことですよね。
Sasaki:この場合、「風呂」は「風呂」でも、「銭湯」ですよね?
Natsuko:あ、それ、重要なポイントです。そうなんです。 今日のお話は、「銭湯」。「Public Bath」の壁に絵を描く人についてのお話です。では、前置きはこれくらいにして、早速ブログを聞いてみましょう!
Blog
「風呂絵師 丸山清人」 Bath House Muralist Kiyoto Maruyama
銭湯に行った人なら、一度は見たことがあるであろう「銭湯画」。
そう、あの富士山などが描かれた、でっかい壁画のことだ。
残念ながら、今ではその絵を描ける職人も、東京に残すところたった3人となってしまったようだ。その中の一人である「丸山清人」という職人にライブペイントをお願いしたことがあるのだが、その手際の良さは、さすがというしかなかった。
こちらが用意した縦1.5メートル、横3メートル程の板に、ペンキと刷毛(はけ)だけで絵を仕上げていくのだが、その所要時間、わずか4時間程度。巧みな刷毛さばきが、見事な山、森、水、雲を描き出し、いつまでも眺めていたくなるような立派な景色を映し出した。
そうして完成したその絵は、運営していたカフェスペースの壁に飾っていたのだが、時を経て今、私の自宅の壁に納めてある。
もし、皆さんが銭湯に行かれて、銭湯画を見る機会があれば、どこかに作者の名前が書かれているはずなので、ぜひともチェックしていただきたい。
Banter
Natsuko:皆さんの中で、銭湯に行ったことある人はいますか? あまりいないかもしれないですね~。
Sasaki:そうですね~。まあ、「銭湯」って昔からある、いわゆる「お風呂屋さん」のことで、昔、お風呂のないアパートに住んでいた人が多かった頃には、町のいろんなところにあったんですよねえ。
Natsuko:はい。
Sasaki:でも、最近は家にお風呂がある人が増えたから、減ってきてますけどね。
Natsuko: ササキさんは、いらしたことありますか?
Sasaki:ありますよ~。
Natsuko:うん。
Sasaki:あのー、何年か前に。
Natsuko:はい。
Sasaki:あのー、徹夜明けで……。
Natsuko:えっ?
Sasaki:あの、徹夜でちょっと仕事してたんですが、その徹夜明けで、あの、朝一でお風呂に入りにいったことがあるんです。
Natsuko:あ~。銭湯に。
Sasaki:そうなんですわ。朝の6時半からやっている銭湯があったんで、そこに入って、あの1人で、の~んびりしてましたねえ。
Natsuko:ああ、いいですねえ。
Sasaki:はい。
Natsuko:その銭湯にも富士山の絵、ありました?
Sasaki:ああ、その銭湯にはですね、残念ながらちょっとなかったですね~。はい。
Natsuko:でもやっぱり、銭湯っていうと思い出すのは富士山の絵ですよねえ?
Sasaki:そうですね。やっぱり、あの、富士山の絵がど~んと入ってくる感じ。あれがね、やっぱりいいですよね。
Natsuko:そうなんですよね。
Sasaki:はい。
Natsuko:これは、もともと大正時代に、ある銭湯のご主人が、入浴されるお客さんに喜んでもらおうと、画家に頼んで富士山の絵を描いてもらったのが始まりなんだそうです。
Sasaki:ま、それがどうしてこんなに普及したかっていうと、広告会社が、この絵を利用したからなんですって。
Natsuko:ほお。
Sasaki:広告会社が、地元のお店から広告料を取って、この背景画の下に、お店の広告を入れて、銭湯に無料で提供したらしいですよ。それで、1年に1回、広告掲載を更新するときに、絵も描き換えていたらしいんですね。
Natsuko:なるほど~。あの絵は、そんなふうに頻繁に描き換えられていたんですね。だから、この銭湯画は、短時間で一気に描き上げるのが特徴って言われるんですね。
Sasaki:そうですね。お風呂屋さんの開店までの短い間に、描き終えないといけないですからね。
Natsuko:ブログの中で、「今、この風呂絵師の方は東京に3人しか残っていない」と言っていましたけど、銭湯の全盛期には、数十人も活躍されていたそうですよ。
Sasaki:そもそも、銭湯って、どれくらいの数が今あるんですかね~。あんまり町で見かけなくなったっていう印象があるんですけど。
Natsuko:うん。減ってるんです。1970年代がピークで、東京に2500軒から2600軒もあったらしいんですけど、今では、900軒くらいにまで減っているそうなんです。
Sasaki:あ~、やっぱり。その代わりに、「スーパー銭湯」ってのが増えてきてますよね。
Natsuko:ああ!
Sasaki:これ、「銭湯」って名前が付いてますけど、昔からあるこの「銭湯」とは、まったく違いますよね。
Natsuko:そうそう。スーパー銭湯は、スーパーって付いてる通り、あの、何種類もお風呂とかサウナとかあったり、あと。マッサージサービスが受けられたり。なかには、こうレストランが併設されてたり、あと、ビデオを見ながら休憩できたりするような所もあるみたいなんですよ。
Sasaki:ああ、そうそうそう。だから、あの、スーパー銭湯に行っても、この大きな壁に描かれた「富士山の絵」には、お目にかかれないと思いますよ。
Natsuko:スーパー銭湯でも、画けばいいのにと思いますけどね。
Sasaki:ねえ。ハハッ。そうですよね。
Natsuko:まあでも、もし、この銭湯画の本物を見てみたいなら、あの、町に昔からあるような古い「銭湯」に入ってみるほうが、確実だと思います。あの、高―い煙突が目印なので、探してみてくださいね。
Sasaki:そうですね。あ、あとあの、よく銭湯の近く、入り口の横辺りに、よくコインランドリーありますよね
Natsuko:あ! 確かに。あれ、お風呂に入っている間に洗うんですかね?
Sasaki:あ、あの~、それはやったことあります。
Natsuko:あ、そうなんですね。
Sasaki:はい。
Natsuko:なるほど。リスナーの皆さんの中に、銭湯に行って、本物の銭湯画、富士山を見たことがある人がいたら、ぜひ感想を聞かせてください。

Outro

Natsuko:それでは、今日はこの辺で。次回をお楽しみに。
Sasaki:それじゃ、また~。

Kanji

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