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Lesson Transcript

AKBとは、東京の千代田区にある「秋葉原」のことである。
2005年の末、ここに秋元康氏のプロデュースによって、大所帯の女性アイドルグループが誕生した。
これが、「AKB48」である。
コンセプトは、「会いに行けるアイドル」。
AKB48は、テレビや雑誌などでしか接することのできない遠い“あこがれ”であったアイドルを、身近に感じることのできるものへと大きく変化させた。
このビジネスモデルの大きな特徴は、応援するアイドルを育てるために、ファンが多額の投資を行うように仕向けられている点にあるだろう。
たとえば、発売されるCDには、「握手券」や総選挙の「投票券」が同封されている。
スーパーの特売品のように、一人あたりの購入数に限度があるわけではないので、アイドルと何度も(あるいはより長い時間)握手をしたかったり、総選挙で優位に立たせたいと考えたりするファンは、数万円を投資して複数枚のCDを購入する。
特に、AKBの総選挙は、今や国政選挙並み(あるいはそれ以上)に話題になる。
自分が応援するアイドルを、何とかAKB48の頂点に立たせたいファンは、彼女の得票数を稼ぐために複数枚の「投票券」を得ようとする。
文字通り東奔西走、CDを買い漁るのだ。
こうして、ファンにアイドルとの一体感をも味あわせつつ投資を促す仕組みは、瞬く間に広がった。
現在では、日本のみならず、東アジアをも含めて、さまざまな地域にこのビジネスモデルを模倣して結成されたアイドルグループが誕生している。

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