JapanesePod101 Upper Intermediate S1 Curriculum 

In this 25-lesson season, you will hear a variety of conversations that will cover Upper Intermediate level grammar and usage. This season will cover some business Japanese, visiting the doctor, making reservations at a ryokan, and more! The hosts use very little English, which will help you with Japanese comprehension and listening.

Lesson Title Topic Function Conversation in target language Cultural Insight Vocabulary Expressions Grammar
1 We Need a Translator 1 Phone conversation in a business setting Making a business phone call ベルが3回鳴る
矢神:大変お待たせいたしました。矢神でございます。
松平:私、札幌堂の松平と申します。御社がシンポジウムや国際学会への通訳者の派遣業務などをされているということで、お電話させていただきました。恐れ入りますが、ご担当の方におつなぎいただけないでしょうか。
矢神:札幌堂の松平様ですね。担当の者とかわりますので少々お待ちください。

電話メロディーが流れる

矢神:申し訳ございません。あいにく担当の者は外出しております。3時頃には戻る予定でございます。戻りましたら折り返しお電話を差し上げるようにいたしましょうか。
松平:では、お手数ですが折り返しお電話をいただけますでしょうか。電話番号を申し上げます。03-1868-0691 札幌堂,総務課の松平と申します。
矢神:確かに申し伝えます。私、人事課の矢神が承りました。
松平:それでは、よろしくお願いいたします。
矢神:失礼いたします。

- customs calling a company for the first time
- customs leaving and accepting messages for a person out of office
御社
国際学会
恐れ入る
担当
総務課
人事課
差し上げる
あいにく
折り返し
恐れ入りますが、
お手数ですが、
1) Expression often used to start your business calls

O-ishogashii tokoro shitsurei itashimasu.
"I'm sorry to bother you when you're busy. But…"

2) Polite expression to request someone to do something

[Osoreirimasu ga] + [te-form of verb] + [itadakenai deshō ka]

Osoreirimasu ga, kochira e kite itadakenai deshō ka.
"I'm sorry to ask you, but could you please come here?"

2 We Need a Translator 2 business meeting Holding a business meeting and making a formal request 会社受付

松平:すみません。私、札幌堂の松平と申します。人事部の山本様と3時に打ち合わせの約束をしているのですが。
受付嬢:札幌堂の松平様ですね。人事部は3階でございます。あちらのエレベーターをご利用ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
3階会議室
山本:大変お待たせいたしました。私、人事部・派遣担当の山本次郎と申します。(名刺を差し出す)
松平:これは恐縮です。私、札幌堂の松平ヒロシと申します。(名刺を差し出す)この度はお忙しい中、お時間をとっていただきありがとうございます。
コンコン(会議室をノックする)
OLコーヒーを運ぶ。
山本:では早速、詳細について教えていただけますでしょうか。
松平:はい。来たる2008年2月26、27日に国際シンポジウムを開催いたします。シンガポール、フランス、イギリス、から研究者を招き、日本人研究者を交えセッションを行う予定になっております。つきましては、同時通訳が必要となり、御社に通訳者の派遣をお願いいたしたく存じます。
山本:何カ国語の通訳者が必要なのでしょうか。
松平:基本的には英語、フランス語になります。
山本:わかりました。では、それぞれの出席者数を教えてください。

- customs for meeting someone at a business meeting for the first time 派遣
恐縮
名刺
詳細
研究者
同時通訳
出席者
つきましては
存じます
お願い申し上げます
Usage of "tsukimashite wa", a conjunction

[tsukimashite wa] + [polite expression of request]

Tsukimashite wa, on-sha ni dōjitsūyaku-sha no haken o o-negai itashitaku zonjimasu.=
"So, I would like to ask you to send us simultaneous interpreters."

3 We Need a Translator 3 business meeting asking for and giving more detailed information at a business meeting 松平:はい。フランスから1名、シンガポールから1名、イギリスから2名の予定です。それと、日本人研究者が3名と司会の方が1名です。
山本:全部で8名ですね。会場全体ではどうでしょうか?
松平:100名から200名程度だと思います。
山本:会場全体のおおよその参加者数は、より具体的に教えていただけますか。ご用意する聴衆用のイヤホンなども数が違ってきますので。
松平:はい、わかりました。
山本:同時通訳機材の手配は人数によって変わってきますのでよろしくお願い致します。
山本:会議の長さや、おもな内容等もお教えください。通訳者も拘束時間によって料金が違いますので。
松平:はい。わかりました。詳細はすぐにFAXいたします。それに目を通していただき、お見積もりの方をお願いできますでしょうか。
山本:わかりました。
司会
具体的
聴衆
機材
手配
拘束時間
見積もり
料金
~によって Usage of "–ni yotte " which is equivalent to "depending on –"

1) Noun + ni yotte + [something changes]

Omosa ni yotte nedan ga kawaru.
"The price differs depending on the weight."

(2) Noun + ni yotte + [something is different]

Hito ni yotte aji no konomi wa chigau.
"Each person has different taste."

4 We Need a Translator 4 quotation for sending translators discussing a business deal 札幌堂にて
詳細書をFAXして4日後に見積書が届く。
ピピー、ピピー、ピピー♪(FAX着信音)

同僚:松平さん、FAX来てるよ。
松平:ほーい。どれどれ。
見積書に目を通す。
松平:うーん、まいったなあ。完全に予算オーバーだわ。同時通訳ってこんなに高いのね。諸経費がすごいなあ。
松平、山本に電話する。
松平:もしもし。山本様でいらっしゃいますか。
山本:はい。山本です。
松平:札幌堂の松平でございます。さきほど、送っていただいた見積書の方を拝見させていただきました。
山本:はい。それで、いかがでしょうか。
松平:はい。諸々の諸経費を含めますと、若干予算オーバー気味ですので、もう一度詳細の方を再考いたしまして、再提出させていただきたいのですが。
山本:わかりました。
松平:あと、同時通訳の料金なのですが、4時間を超えますと料金の方は一日分となるわけですよね。
山本:はい。そうです。料金に関しましては、やや高く設定させていただいておりますが、我が社の通訳者は実績も実力も申し分ないと自信を持って言わせていただきます。
松平:はあ。わかりました。大事な国際会議ですので、どうぞよろしくお願いいたします。
松平:(こりゃあ、先方と予算組み直しかもな・・・とほほ)

見積書
予算
諸々
諸経費
拝見
再考
設定
実績
申し分ない 1) "– ni kanshimashite wa" used for topic presentation, which means "with regard to."

2) "gimi," as a suffix to add the idea of "a little" or "have a tendency of."

Noun + gimi
kaze gimi = "a touch of (a) cold"

Verb. masu form + gimi
tsukare gimi = "be slightly tired"

5 The Doctor is In 1 hypnotism, quitting smoking - expressing the idea of "the –, the –"
- expressing that something is gradually changing over time
先生:今日はどうしましたか?
患者:先生、私、健康のために禁煙したいんです。
先生:それなら、禁煙したらいいんじゃないかね。
患者:ええ、でも、14回も禁煙に挑戦したんですが全て失敗しました。タバコを吸わないようにしようと思えば思うほど、タバコを吸いたくなってくるんです。どうしたらいいでしょう?
先生:それじゃ禁煙のガムを・・・
患者:それはもうやりました!!禁煙ガム、禁煙フィルター、全てやりました。ですが駄目なんです・・・
先生:よし分かった。では、これを試してみよう。ベッドに横になってごらん。
患者:はい・・・
先生:それではこのコインをじーっと見なさい。
ほーら、だんだん眠たくなってくる・・・だんだん気持ちよくなってくる・・・あなたはタバコを吸いたくなくなってくる・・・
よし、目を開けなさい。ほら、このタバコを見てごらん。吸いたいかね?
患者:・・・い、いいえ。全く吸いたくありません。すごいです先生!!タバコなんて吸いたくありません。
健康
禁煙
挑戦
失敗
すう
1) "- ba - hodo"used to express the idea of "the more –, the –"

[Conditional form of verb/adj] + [plain form of verb/adj] + hodo

Kono hon wa, yomeba yomu hodo, tanoshiku naru.
"The more I read this book, the more fun it becomes."

2) "natte kuru" used to express something is gradually changing over time

Kare wa, natsu ga chikazuku to, dondon iro ga kuroku natte kuru.
"He skin is getting getting darker and darker as summer approaches."

6 The Doctor is In 2 seeing a doctor Expressing how one feels どうされましたか。
患者:心が安定しないんです。そわそわしているって言うか。
医者:どんな風に。
患者:ノリノリでイケイケの時もあれば、どん底に落ちて何もできない時もあるんです。
医者:激しくやってくる感じ?
患者:はい。
医者:躁鬱の気があるなあ。
患者:まわりにもそう言われます。
医者:では、薬をだそう。まず一つ目は精神安定剤。そして二つ目はこれ。
患者:なんですか。
医者:うむ。これは、「髪を染めるように性格を染める」と言われているくらい強い薬だ。どん底で立ち上がれない時だけ服用するように。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
2週間後
医者:どうですか。
患者:先生!あの強い薬また出してください!あれすごいっす!頭の中がシュワーーッとしてスッキリするんです。力がみなぎってきます。
医者:強い薬だから飲みすぎてはいけませんよ。副作用が出てくるかもしれないよ。
患者:副作用!?
医者:腕がしびれてくるとか、動悸が激しくなるとか、まあ人によっていろいろ。
患者:先生!腕、痺れてます。
どん底
躁鬱
染める
服用
副作用
動悸
痺れる
~くらい
ノリノリ
イケイケ
スッキリ
1) "- kurai" used to explain about the extent or degree of a state.

* [Clause] + kurai/gurai
Taberu jikan mo nai kurai
"to the extent that someone has no time to eat"

7 The Doctor is In 3 seeing a doctor - expressing the idea that "if someone does something."
- talking about one's fears
医者:どうされましたか。
患者:体調が悪いんです。食べても吐いてしまうし。
医者:顔色が真っ青ですよ。では聴診器をあてるので、上を脱いでください。
患者:はい。
医者:栄養失調ですね。どうされたんですか。
患者:実は彼女にフラれてから、精神的ショックでほとんど何も食べられなくなってしまって。無理に食べても吐いてしまうんです。
医者:点滴を打ちましょう。まずは体に栄養を与えないといけません。
患者:えーっ!腕に打つんですか。
医者:はい。体が衰弱していますから。おーい。点滴の用意をお願い。
患者:ちょ、ちょっと待ってください。私、注射はダメなんです。
(患者暴れる)
医者:はい、おとなしくして。君たち、ちょっと体を押さえて。
看護婦:はい。針が折れでもしたら、大変ですよ。じっとしてください!
(注射を打つ)
患者:助けてくれー!ひゃーっ!
(患者気絶。患者は注射恐怖症だった。)
聴診器
栄養失調
精神的ショック
吐く
注射
衰弱
点滴
恐怖症
聴診器をあてる
点滴を打つ
"- demo shitara"as the the tara-conditional which expresses the idea that "if someone does something."

* Verb. masu stem + demo shitara
make demo shitara
"if you ever lose"

* Noun + demo shitara
chikoku demo shitara
"if you are ever late"

8 The Doctor is In 4 visiting a dentist Explaining which tooth hurts at a dentist 歯医者:今日は、どうしましたか。
患者:一週間くらい前からずっと、右の上の歯が痛むんですが…。
歯医者:…はい?すみませんね。耳が遠いんですよ。
患者:右の 上の 歯が 痛いんです。
歯医者:ああ。右上の歯ね。見てみましょうか。はい、口を大きく開けて。はい、あーん。
患者:あー。
歯医者:痛いのはこの歯ですか?(コンコン)
患者:違う・・・と思います。
歯医者:じゃ、この歯かな? (コンコン)
患者:あのぉ。先生。レントゲンを撮ったり…しないんですか。
歯医者:レントゲン?私を誰だと思っているんですか。私は、80年歯科医師をしているんです。80年ですよ。君が生まれるずっと前から歯医者をしているんです。虫歯くらいわかります。
患者:先生、経験があろうがあるまいが、レントゲンは撮ってください。

歯医者:やっぱり虫歯ですね。ほら、このレントゲンを見てください。かなり深いですよ。これは抜かざるを得ないですね。はい、口をあけて。痛かったら手を上げてください。
(ウィィイイイーン キーィイイイイン ガガガガガ)
患者:あががががあ。せ、先生痛い!ま、麻酔をしてください。麻酔をお願いします!
歯医者:あと もうちょっとなので、頑張ってください。
(ウィィイイイーン キーィイイイイン ガガガガガ)
歯医者:はい、抜けましたよ。ふぅ。ほら、この歯が虫歯で…あれ?この歯は虫歯じゃない…。あ…間違えた…。アハッ!アハハハ…。
患者:訴えてやる!(涙)

虫歯
歯医者
歯科医師
レントゲン
痛む
奥歯
経験
抜く
麻酔
訴える
レントゲンを撮る
麻酔をする
1) "– zaru o enai" used to mean "can't help doing _____" or "there is no option but to do _____".

* Verb. negative (without nai) + zaru o enai
kaka zaru o enai
"can't help writing"

2) "–yō ga — mai ga" as a set phrase to express the idea of "irrespective of —" or "whether or not —."

* verb. volitional + ga + verb (class I). plain + mai ga
yomou ga yomu mai ga
"whether or not someone reads"

* verb. volitional + ga + verb(class II/III). negative + mai ga
miyou ga mi mai ga
"whether or not someone sees"

9 Cherry Blossom Showdown 1 flower viewing Stating your opinion without being assertive 大原社長:今日は込んでるなあ。すごい人だ。
桜井:絶好の花見日和ですからね。
大原社長:場所などもうないのではないか。
桜井:大丈夫です。場所を取っておきましたから。
大原社長:どうやって。
桜井:昨日、夜中に来てシートを敷いておきました。「大原家」って紙を貼っておきましたから。
桜井:たしかあの辺なんですけど・・・あれっ、誰かいますね。
大原社長:ああっ!
桜井:まさか・・・。
大原社長:田島社長じゃないか。
桜井:ああ、田島社長ですねえ。(なんで緑山出版の田島社長がいるのよ。大原社長と犬猿の仲じゃん・・・)
大原社長:これはこれは田島さん、こんなところで何を・・・。
田島社長:大原さんじゃないですか。見てのとおりお花見ですよ。おたくは?
大原社長:われわれもお花見ですよ。
桜井:あのー、この辺りにうちのシートが敷いてあったはずなんですけれど。
田島社長:シート?おい、山中、シートここに敷いてあったか?
山中:いえ。朝6時に来たときは何もなかったです。おたく、場所を間違えてるんじゃないの。
桜井:たしかにここです。この大きい木が目印でしたから。あっ、あんなところに。
- customs of having a flower viewing party 花見
敷く
貼る
出版
目印
日和
絶好の
犬猿の仲
見てのとおり
"no dewa nai ka" used to state your opinion without being assertive

* Verb/i-Adj. plain + no dewa nai ka
Kare wa okotte iru no dewa nai ka
"I'm afraid that he is angry."

* na-Adj. stem / noun + な + のではないか
Kare wa kanojo ga kirai na no dewa nai ka.
"I think that he doesn't like her."

10 Cherry Blossom Showdown 2 flower viewing expressing one's certainty about what he/she is saying. お花見対決2

くしゃくしゃになったシートと紙がゴミ箱に捨ててあるのに気がつく。
桜井:ひどい。ちょっとひどいじゃないですか。
山中:我々は関係ないよ。我々がやったなんて証拠は?
桜井:ここを占領してるのが、明らかな証拠でしょ。
山中:朝来たときは何もなかったからね。
桜井:ウソだ!あなたたちがやったにきまっている!
田島社長:君ィー、言いがかりは困るよ。
大原社長:緑山出版の連中はいつも汚い真似を!
田島社長:なんだとー。
田島の秘書:まあまあまあまあ。お二人ともせっかくの休日なんですから。 ここは余興も兼ねて・・・ひとつ、お酒で決めるのはどうでしょう?
桜井:お酒?
田島の秘書:お酒の飲み比べをするんですよ。
桜井:飲み比べ?
田島の秘書:青山出版さんとウチから代表者を一人出して、どちらが飲み続けられるか競うんですよ。 でっ、勝った方がこの場所を使えるわけです。
桜井:なんですかそれ?!
田島の秘書:青山出版さん、まさか怖じ気づいたんですか。
大原社長:何を~!緑山の連中には負けられん!!受けて立ってやる。

- drinking game 関係ない
証拠
占領
困る
汚い
真似
秘書
余興
競う
連中
怖じ気づく
受けて立つ
言いがかり
汚い真似
1) "– ni kimatte iru" used to express the speaker's certainty about what he/she is saying

* Verb/i-adj. plain + ni kimatte iru
Boku-tachi wa makeru ni kimatte iru.
"I'm sure we'll lose a game."

* Na-adj. stem / noun + ni kimatte iru
Kare no oku-san wa kirei ni kimatte iru.
"His wife must be beautiful. "

2) "Hitotsu" used when you want to make an emotional break in the current situation and then ask someone to do a favor or invite someone to do something.

Hitotsu, kimi no konjō o misete kure yo.
"Show me what you're made of!"

11 Cherry Blossom Showdown 3 drinking game at a flower viewing party expressing probability
expressing that "there is no way to do something".
大原社長:相手は底なしの山田と恐れられている男らしい。 負ける恐れがあるぞ。
どうするんだ。
桜井:私にいかせてください。
大原社長:大丈夫なのか。
桜井:私にも意地があります。この場所はわれわれのものです。
(一杯目のテキーラ)
田島の秘書:一杯目、二杯目、三杯目!
(次々とテキーラを飲む)
桜井:うー、ま、負けられないぞぉ・・・ どうしても勝つんだぁ。
山田:ふふ。その程度か。勝てっこないさ。
桜井:まだまだまだだぁぁ。
田島の秘書:山田さん、まさか酔ってるんじゃないでしょうね。
山田:だ、だいじょうぶですよ、ウィッ、ヒック。負けっこないですよ。
田島の秘書:青山出版に負けたら、社長から大目玉ですよ! 言い出した手前、私のメンツも丸つぶれです。
田島秘書:十九杯目!二十・・・杯
桜井:ヒック・・・ヒック・・・か、勝った・・・ウィッ、ヒック。 ここは青山出版のも・・・
(ドサッ)
大原社長:やっぱり正義は勝つということだな。桜井よくやったぞ。

- drinking game 相手
底なし
恐れられる
意地
大目玉
程度
酔う
手前
メンツ
正義
メンツが丸つぶれ 1) "Osore ga aru" as an expression of probability

* Verb. plain non-past + osore ga aru
Densha ga tomaru osore ga aru.
There is a possibility that the trains might have stopped running

* Noun + no + osore ga aru
Ashita wa ōyuki no osore ga aru.
There is a possibility of heavy snow tomorrow.

2) "– kko nai" as a casual expression to mean "no way to do something."

* Verb.masu stem + kko nai
Kare wa sakana o tabekko nai.
There is no way for him to eat fish.

12 Booking a Ryokan in Shimoda 1 reservation of a room at Japanese traditional inn, "Ryokan" making a reservation for a hotel room 旅館の人:ありがとうございます。旅館わさびでございます。
伊賀 新太郎:あ、あのぉ… 6月20日に宿泊をしたいのですが。
旅館の人:ありがとうございます。何名様でご宿泊でしょうか。
新太郎:大人二人、子供二人の四名です。あ、全員同じ部屋でお願いします。
旅館の人:四名様御一室のご利用ですね。 一泊二日のご利用でよろしいですか。
新太郎:あ、はい。そうです。
旅館の人:少々お待ちくださいませ。
(パソコン操作する音)
旅館の人:お客様、申し訳ございません。生憎ですが、6月20日は団体のお客様のご予約が入っておりまして、全室満室でございます。 その前日6月19日あるいは、次の日6月21日でしたらお部屋をご用意できるのですが・・・。
新太郎:あー。前の日も次の日もちょっとダメだなぁ…。
旅館の人:せっかくお電話頂いたのに、大変申し訳ございません。
新太郎:そうですか。わかりました。ありがとうございました。
(カチャ)
新太郎の妻:どうだった?
新太郎:ダメだって。予約いっぱいだって。せっかく電話したのになぁ。
新太郎の妻:えー、せっかく良い旅館見つけたのに。 もっと早く予約すればよかったのよ。なんでパパはいつもこうなの?
- talking about a Japanese traditional inn 宿泊
生憎
団体
満室
旅館
利用
四名様御一室
一泊二日
"Sekkaku — shita noni" as an expression used to express the speaker's regret or disappointment

* sekkaku + verb.past + noni
Sekkaku sukī ni itta noni, fubuki de dekinakatta.
Although I went to go skiing, I couldn't ski because of the snow storm.

13 Booking a Ryokan in Shimoda 2 Reservation of a room at Japanese traditional inn, "Ryokan" making reservation for a hotel room 旅館の人:くのいち旅館 予約担当係 服部でございます。
伊賀 新太郎:あ、もしもし、6月20日から一泊二日、四名一室で宿泊を考えているのですが、まだ空いていますか。
旅館の人:(カチャカチャカチャ)はい。まだ若干 空室がございます。
新太郎:ホームページを見てお電話しているのですが、露天風呂つき一泊二食宿泊プランというのはまだ申し込むことができますか。
旅館の人:あ、申し訳ございません。そちらのプランは大変人気がございまして、既に締め切らせていただいております。通常のお部屋でしたら、ご用意できるのですが…。
新太郎:そうですか。じゃ、普通の部屋の予約をお願いします。
旅館の人:ありがとうございます。では代表者様のお名前とご連絡先を伺ってもよろしいでしょうか。
新太郎:伊賀 新太郎です。電話番号は03-6526-6969です。
旅館の人:四名様御一室のご利用ですね。
新太郎:はい。大人二人子供二人です。子供は二人とも小学生です。 あ、それから、夕食なのですが、あのぉ、部屋食にしてもらえますか。
旅館の人:はい、かしこまりました。
- accommodation plan at a Japanese traditional inn 予約
担当

若干
空室
露天風呂
申し込む
既に
締め切る
通常
代表者
連絡先
伺う
小学生
露天風呂つき
部屋食
Usage of non-contrastive "ga"

a) Prefacing the 2nd clause with some information like a reason or excuse

Kekkon suru no desu ga, shiki ni shusseki shite moraemasu ka.
"We are going to get married. Can you attend the ceremony?"

b) Indicating the subject for the 2nd clause

7-nin na no desu ga, seki wa aite imasu ka.
"We're a party of 7. Do you have seats available?"

14 Booking a Ryokan in Shimoda 3 Reservation of a room at a Japanese traditional inn, "Ryokan" - asking about various services 伊賀新太郎:あと、子供の一人がナッツアレルギーなので、ナッツ類は入れないようにお願いします。
旅館の人:はい。かしこまりました。
新太郎:電車で行くつもりなのですが、下田の駅まで迎えに来てもらうことは可能ですか。
旅館の人:はい、二時、三時、四時、五時に送迎サービスがございます。
新太郎:つまり、それ以外の時間ならば、タクシーで行いくしかないんですね。
旅館の人:左様でございます。下田の駅から二十五分くらいかかるとおもいます。
新太郎:ちなみに、チェックインは何時からでしたっけ。
旅館の人:チェックインは三時から、チェックアウトは十一時でございます。
新太郎:わかりました。じゃぁ、二時の送迎サービスを利用します。
旅館の人:かしこまりました。ではご予約内容を確認させていただきます。 伊賀 新太郎様、6月20日から一泊二日、四名様御一室のご利用。 電話番号は03-6526-6969。夕食はお部屋食、下田の駅に二時の送迎、お子様一名様ナッツアレルギー有り。以上で間違いございませんか。
新太郎:大丈夫です。ちなみに、ペットは連れて行っては駄目なんですよね。
旅館の人:そうですね。申し訳ないのですが、ペットは一切お断りしております。
新太郎:わかりました。
旅館の人:ご予約は私、服部が承りました。それでは伊賀様のご来館を従業員一同心よりお待ち申し上げております。
新太郎:よろしくお願いします。
- usual check in and out time
- service at a Japanese style hotel
送迎
アレルギー
送迎サービス
部屋食
一切
従業員
一同
ナッツ
かしこまりました
承りました
1) "Tsumari," an adverb used to summarize, rephrase or supplement what was mentioned in the preceding context.

2) "Chinami ni," a conjunction used to add supplementary information which is not really on the topic but still related to what is being discussed.

15 Booking a Ryokan in Shimoda 4 Arriving at a Japanese traditional inn - welcoming a guest
- showing a room to a guest
女将:伊賀さま。お待ちしておりました。女将の百地でございます。本日は遠いところまで、足を運んでいただきまして、ありがとうございます。 さぁ、どうぞ、お上がりください。お部屋の準備もできております。 シノブ、伊賀様をお部屋までご案内して差し上げて。 伊賀様のお部屋を担当させていただきますシノブでございます。なにかございましたら、なんなりとお申し付けください。
伊賀:あ、どうも。
シノブ:(歩きながら)非常口はあちらでございます。大浴場のご利用は朝六時から夜十二時までとなっております。喫茶コーナー、売店は夜の八時まででございます。
伊賀:せっかくだから、散歩したいんだけど、この辺に、お勧めの散歩コースはある。
シノブ:当旅館の庭も散策するにはいいと思いますが、せっかくですから、足を伸ばしてこの先の忍者寺に行くのも面白いと思います。…こちらが、伊賀様のお部屋でございます。
(カチャ、ガラガラ)
子供達:うわーきれいで、大きいへやだなぁ。海が見えるー。
(コポコポコポコポ)
シノブ:ご夕食は何時からになさいますか。
伊賀:うーん。散歩して…、お風呂入って…、ゆっくりしてだから…、六時くらいかな。
シノブ:かしこまりました。では六時にお食事をご用意させていただきます。では失礼いたします。
(キキー)
シノブ:お客様?何かおっしゃいましたか?
伊賀:え..いえ、別に。キー…キーがないなぁ。。。なんてハハハ。
- customs welcoming guests at a Japanese traditional inn 忍者
女将
非常口
大浴場
売店
散策する
本日
案内

なんなりと
申し付ける
差し上げる
足を伸ばす
"Sekkaku — no da kara" as a phrase used to express the speaker's wish to make use of a rare occasion or how the speaker appreciates a good opportunity

* Sekkaku + verb. plain + no da kara
Sekkaku yūshoku o tsukutta no da kara, ~
"Since I have gone to all the trouble to cook dinner, ~"

16 Spend Golden Week in Your Car! return rush, Golden-Week - understanding radio traffic information クミ:さっきから全然動かないね。
ケンジ:あぁ。ゴールデンウィーク最終日だからな。
クミ:あぁあー。もっと早く宿を出ればよかったね。
ケンジ:…誰だよ。二時間も化粧をしていたのは。
クミ:…え?誰だったかなぁ。あ、渋滞情報を聞いてみよーっと。
(ラジオをつける)
(ボリュームがだんだん上がる)
ラジオの声:ゴールデンウィーク最終日の今日は、Uターンラッシュがピークを迎え、各地で渋滞が相次いでいます。 現在東京へ向かう中央自動車道上りは大月ジャンクションを先頭に断続的に44キロの渋滞となっております。 また、中央道下りは、正午過ぎに相模湖付近で発生したトラック横転事故のため、片側一車線の車線規制が行われております。現場付近を走行する場合は十分に注意してください。 この事故の影響で、八王子インター付近から8キロの渋滞が続いています。渋滞の中や渋滞の後尾では、追突事故が発生しやすいので、車間距離に十分な注意が必要です…。(ボリュームを下げていく)
ケンジ:中央道上り渋滞44キロ? あり得ない…。
クミ:ねぇ、健ちゃん、あたし、トイレ行きたくなっちゃった。
ケンジ:とりあえず、次のサービスエリアで降りて、飯でも食べるか。
- return rush on the last day of Golden Week. 化粧
渋滞
相次ぐ
上り
ジャンクション
断続的に
下り
横転
片側
車線規制
影響
付近
後尾
追突事故
車間距離
サービスエリア
発生する
Uターンラッシュ
ピークを迎える
1) "– ba yokatta" expressing the speaker's regret and meaning "one should have done something."

* -ba conditional form of a verb + yokatta
Motto hayaku yado o dereba yokatta.
"We should have left the hotel earlier."

2) "the informal volitional form of verb + tto" as an expression used to tell the speaker's intention to do something.

* Informal volitional form of verb + tto
Sorosoro benkyō shiyō tto.
"It's time that I go study."

17 Karoushi - Working to Death 1 working to death, working condition in Japan - giving the definition of something,
- explaining things based on information obtained from a certain source.
先生:みんなは、「過労死」という言葉を聞いた事がありますか?新聞やテレビのニュースなどでも話題になっていますね。今日は、この「過労死」についてみんなで考えようと思います。

じゃ、今から30分間、グループに分かれて、過労死の現状や社会的な背景などについて、教科書やインターネットを調べながら話し合ってください。

ひろし:うーん、まずさ、過労死の定義って、何?
ミサ:教科書に書いてあるよ。 「過労死とは、長時間の残業や休日なしの勤務を強いられた結果、過労やストレスが原因の一つとなって、脳や心臓、呼吸器などの疾患を発病し、死亡に至ることを意味します。 また、過労により大きなストレスを受け、「うつ病」を発症し、自殺してしまう過労自殺も含まれます。」だって。
権兵衛:なるほどね。そういえば、英語でも、そのまま 「Karoshi」で通じるって聞いたことがあるよ。
ひろし:ちょっと待って。。。(カチャカチャ)
へぇー。「2002年に初めて英語の辞書に登録され、これによって、過労死が日本人のライフスタイルを象徴する言葉として世界に知られるようになった。」だって。
ミサ:命を落とすほど、一生懸命働くなんて、外国の人には理解できないだろうなぁ。
権兵衛:でも、僕のお父さんは「取引先のアメリカ人は、毎日、夜中まで、時には朝まで働いてる」って言ってたよ。 長時間労働は、日本人だけじゃないと思う。

- working condition in Japan 話題
現状
背景
残業
勤務
呼吸器
疾患
発病
至る
象徴する
強いる
含まれる

心臓
過労
自殺
登録
取引先
うつ病
発症
なるほど 1) "–to wa, –o imi shimasu" as a structure used to define a word or phrase

* –to wa, –o imi shimasu
Endaka to wa, doru ni taishite, en no kachi ga agaru koto o imi shimasu.
"Endaka" means the rise in value of the yen against the US dollar.

2) –Nante, as a phrase meaning "things like -" or "something like –"

* Verb. plain non-past + nante
* Noun + nante
* Adjective. adverbial + nante

Oya ni uso o tsuku nante, yurusenai.
"Lying to your parents is inexcusable."

18 Karoushi - Working to Death 2 working to death, working condition in Japan - explaining what one can see from a chart 権兵衛:見て、この国別の労働時間のグラフ。 1988年頃は、欧米各国の年間労働時間が1600時間から1800時間なのに対して、日本は2000時間を越えている。 でも、それ以降、日本の労働時間が短くなって、2006年にはアメリカの方が日本より労働時間が長くなってる。
ひろし:でも、これ、本当の数字なのかなぁ。 僕の親父は、管理職になったら、残業代が払われないってぼやいてたし、 タカシの兄ちゃんも、お金が払われるわけじゃないのに、毎晩、家に帰ってからも仕事してるらしいし…。 残業していても、数字として報告されてないケースが多いんじゃないかな。
ミサ:風呂敷残業っていう言葉もあるみたい。ここに載ってる。
権兵衛:おじさんがぼやいてたけど、会社で、ノー残業デーとか決めて、残業時間を減らそうとしても、結局、仕事が減るわけじゃないから、残業はせざるを得ないって。 だけど、会社は残業時間を減らそうとしているから、残業時間を申請しづらいって。だから、結局サービス残業になっちゃうって。。。
ミサ:なるほどね。サービス残業が当たり前になっていることも、過労死を生み出す一因じゃないかな。
- working conditions in Japan 労働時間
管理職
報告する
載る
申請する
生み出す
一因
国別
欧米
各国
年間
親父
残業代
ぼやく
風呂敷残業
ノー残業デー
1) "–no ni tai shite" as the phrase describing the difference in nature or characteristics of two things

* Noun + na/datta + no ni tai shite + [main clause]
* Verb/i-adj.plain + no ni tai shite + [main clause]

Ani no shūnyū wa 1000 man-en na no ni tai shite, watashi wa tatta 100 man-en da.
"While my brother's earnings are 10 million yen, mine are only 1 million yen."

2) "wake ja nai" as the expression to negate what was described in the preceding clause in a roundabout way.

Kimi ga boku no taipu datta wake ja nai.
“You weren't my type.”

19 Karoushi - Working to Death 3 working to death, working condition in Japan - giving the definition of something
- explaining how figures of something are changing over time
ミサ:そういえば、時々、ニュースで「過労死の労災認定」の話を耳にするよね。

権兵衛:えっ、労災認定って何?

ひろし:労働災害認定のこと。 仕事や通勤の途中で怪我をしたり、病気になったり、死亡してしまった場合は、労働災害として保険金が払われるんだ。 でも、過労死の場合は、労働災害と認められることは少ないんだよ。

権兵衛:なんで?

ひろし:まず、過労死は、激務の最中や直後ではなくて、一ヵ月後から数ヵ月後に起こる事が多い。 加えて、生活習慣が原因で脳や心臓の病気になることもあるから、なかなか激務が原因で死に至ったということを証明するのが難しいんだ。 会社側もそれをいいことに責任を認めようとしないんじゃないかな。

ミサ:ホント腹が立つね!!! あっ、教科書の25ページに、「過労死の認定数の推移」が載っているわ。

ひろし:過労死申請数を見てみよう。 1988年は676件で、2005年は869件。そんなに大幅な増加は見られないな。 でも、過労死認定数は、1988年は29件で2005年は330件。約10倍に伸びているよ。

特に、2001年と2002年の間で大きく伸びているけど、何かあったのかな。

権兵衛:ちょっと、調べてみる価値がありそうだね。

- working conditions in Japan 労働災害
保険金
認める
激務
生活習慣
責任
認定
推移
耳にする
腹が立つ
1) "– o ii koto ni — suru" as the expression meaning "to take advantage of — to do something." 

Kirei na no o ii koto ni, Sayuri wa wagamama bakari iu.
"Sayuri is always selfish, using her beauty to her advantage."

2) Useful Expressions for talking about statistical figures

20 Karoushi - Working to Death 4 working to death, working condition in Japan - expressing one's opinion 権兵衛:2001年と2002年の間で認定数が大きく伸びた理由がわかったよ。 2001年12月に、認定基準の改正があって、「過去6ヶ月間、月平均80時間の残業が続いていれば、過労と発病との関連性が強い」と判定することになったらしいんだ。 それまでの基準では、病気になる1週間前までの労働時間しか考慮されなかったんだって。過労死認定基準が随分緩和されたということらしいよ。

ミサ:なるほどねぇ。認定されないより、された方がいいけど、過労死を減らすための根本的な解決策にはならないよね。

ひろし:僕も、今は、大人になったら、絶対サービス残業なんかしないぞって思うよ。でも、実際に会社で働くようになったら、ノーとは言えないだろうな。 周りの人がやっていれば、自分だけやらないわけにはいかないとか、上司ににらまれたくないとか、そういう気持ちになるかもしれない。

権兵衛:そういう日本人の考え方が、この問題を引き起こす原因になっているのかもしれないね。

ミサ:勇気ある人たちが、会社を相手に裁判を起こして、会社側にサービス残業の廃止や残業代の未払いを認めさせているけど、 社会を変えるためには、一人一人がそういう声を上げていくことが大切なのよね。

権兵衛:そうだよ、過労死してからでは遅いもん!

- working conditions in Japan
- Japanese way of thinking about the work environment
基準
改正
平均
関連性
判定する
考慮する
緩和する
根本的な
解決策
裁判
声を上げる
裁判を起こす
1) "–wake ni wa ikanai" as a phrase indicating that "someone cannot do something due to some external circumstance" or "it is not adequate to do something."

Jibun dake yaranai wake ni wa ikanai.
"It's not acceptable that I'm the only who doesn't do it."

2) "– te kara de wa osoi" as a set phrase meaning "it is too late when something takes place."

Karōshi shite kara de wa osoi.
When I die from overwork, it's too late.

21 A Narrow Escape 1 bikes for a mother to have her two children on the front and back - expressing one's opinion
- debating
司会者:「朝まで話さナイト」のお時間です。 皆さんは、自転車の前と後ろに子供を乗せる3人乗りがルール違反だということをご存知だったでしょうか。今日はこの自転車の三人乗りについて、ゲストの皆さんとお話をしていきたいと思います。 まず、ベストセラー小説「ダンディズム」の作家、薄井ジョーさんです。

(拍手)

薄井ジョー:こんばんは。薄井 ジョー(うすいじょう)です。 僕はママチャリ3人乗りには大、大、大反対ですね。っていうのも、僕はママチャリに大変危険な目にあわされた事があるんです。あれは..

司会者:薄井さん、薄井さん、そのお話は後ほどゆっくりお願いしますね~。 それから、「ママを助ける会」の会長、飯野 加奈(いいの かな)さんです。

(拍手)

飯野加奈:よろしくお願いいたします。 自転車の3人乗りは確かに危険です。でも、2人以上の小さな子供を持つ親にとっては、3人乗りはやむを得ない選択だと思いますね。

薄井ジョー:「やむを得ない」って何ですか!「やむを得ない」って。 ママチャリの3人乗りは違法なんですよ!違法!つまり、法律違反なんです。分かってますか。

司会者:薄井さんが先ほどから、繰り返し使っておられる、「ママチャリ」というのは自転車の前の部分にカゴのついた買い物用自転車のことですね。

飯野加奈:そうですね。「ちゃりんこ」というのは自転車のことなので、ママの自転車という意味なんです。 お母さん達にとって、とても便利な自転車です。

- bikes with three seats for mothers to ride with two children 司会者
ルール違反
確かに
選択
違法
法律違反
繰り返し
やむを得ない
ママチャリ
1) "te-form of verb + orareru," as an honorific expression to indicate the speaker's respect to the person who is doing the action indicated by the verb.

* te-form of verb + orareru
Sensei wa, mō kaijō ni tsuite oraremasu.
"The teacher has already arrived at the hall."

(ii) "–to iu no wa, — no koto da" as a structure used in interpreting, explaining, or defining a word, a phrase, or a sentence.

* — to/tte iu no wa, — no koto da 
[Deka] to iu no wa, keiji no koto da.
"[Deka] means detectives."

22 A Narrow Escape 2 bikes for a mother to have her two children on the front and back - expressing one's opinion
- complaining
司会者:街の人々は、自転車の前後に子供を乗せる3人乗りが違法だということを知っているのでしょうか。

******************************
女1:え?駄目なんですか?知りませんでした。 でもじゃぁ、どうやって保育園に連れていったらいいんでしょうね。

男1:へぇー。駄目なんだ。でも、よく見かけますよね。

女2:はぁ?ガソリンの値上げよりも困りますよ!子育て中の母親達のことをまったく考えていないですよね。 罰金覚悟で乗ります!

男2:実際、子供を乗せたママチャリの運転は危ないっすよね。ふらふらして、転びそうになるし。規制賛成!
******************************
司会者:いかがでしょうか。インタビューをした人の半数は自転車の3人乗りが違法だということを知らなかったそうです。

飯野加奈:都内は保育園への車での送迎が原則的に禁止のため、2人の子供を持つ親は、3人乗りせざるを得ないんです。 政治家や政府は「少子化だ、少子化だ。このままじゃ、国が滅びる」と嘆く前に、子育てをしやすい環境作りを考えるべきだと思います。

薄井ジョー:でも、ママチャリの3人乗りは本当に危険です。 僕なんかこの前ママチャリにひかれそうになったんですよ。

司会者:ほう。自転車に。

薄井ジョー:ええ。ある日、道を歩いていたら、自転車の後ろに子供を乗せたママチャリが僕の方に真っ直ぐやって来たんです。

- bikes with three seats for mothers to ride with two children
- nursery school situation in Japan
保育園
子育て
罰金
覚悟
規制
賛成
都内
原則
少子化
滅びる
嘆く
環境
(i) –sō ni naru to mean "someone almost does something."

* Verb. masu-stem + sō ni + naru
Jugyō ga tsumaranakute nesō ni natta.
"The class was so boring that I almost fell asleep."

(ii) –zaru o enai, which means means "can't help doing" or "there is no option but to do"

* Verb. negative (without nai) + zaru o enai
Futari no kodomo o motsu oya wa, san-nin nori sezaru o enai n desu.
"Mothers who have 2 children have no other choice but to use a three-seat mama-chari."

23 A Narrow Escape 3 bikes for a mother to have her two children on the front and back - explaining how something happened 薄井ジョー:もちろん、運動神経抜群の僕はひらりと身をかわして、そのママチャリをさけました。 すると、今度は子供を自転車の前と後に乗せた、ママさんがすごいスピードで向かって来たんです。
司会者:自転車の前と後ろと?つまり3人乗りですね?
薄井ジョー:そうです。そして反対方向からは、子供を自転車の前と後に乗せ、さらに赤ちゃんをおんぶした、ママさんが猛スピードで迫ってきていました。
司会者:ちょっと待ってください。自転車の前と後ろとおんぶ?つまり4人乗りですか?
薄井ジョー:はい。右からママチャリ、左からもママチャリ。後ろは壁です。そして、前からは…
司会者:前からは?
飯野加奈:前からは何が来たんですか?
薄井ジョー:トラックが猛スピードでバックして来ました。
飯野加奈:ええ?トラックが?で?
薄井ジョー:幸い運転手が僕に気づいて、急ブレーキを踏んだので、助かったって訳です。
飯野加奈:お母さん達と子供達は?
薄井ジョー:全員無事。というのもそのトラックが運んでいたのはマットレスだったんです。 慣性の法則で、積んでいたマットレスが落ちて、クッション代わりになったって訳です。
司会者:慣性の法則様々ですね。
薄井ジョー:ええ。マットレス様々でしたよ。
- bikes with three seaters for mothers to ride with their two children 運動神経
抜群
おんぶ
迫る
無事

慣性の法則
~様々
猛スピード
1) "–to iu wake da" used to say "because of some reason, something else happens as a matter of course."

2) "to iu no mo" is a phrase which works like a conjunction used when you are giving the reason for something.

24 A Narrow Escape 4 bikes for a mother to have her two children on the front and back - expressing one's opinion
- debating
飯野加奈:でもねぇ、薄井さん。じゃぁ、お母さん達はどうしたらいいんでしょうね。赤ちゃんを一人家において外出した方が安全ですか。 まだ歩けない子供が2人いるお母さんはどうやって保育園まで連れて行ったらいいんでしょうか。
薄井ジョー:車で行けばいいでしょ。車がないなら、駅の近くに住めばいいんですよ。
飯野加奈: さっきも申し上げましたが、都内では車の送迎を禁止する保育園が多いんですよ。駐車スペースがありませんからね。 それから、先程「駅の近くに住むめばいい」っておっしゃいましたね。 勿論、駅の近くに住めるに越したことはありませんが、駅から近いところは家賃が高いんです。 子供がいる家族にとっては経済的に厳しいと思いませんか。
薄井ジョー:車を買う経済力も、駅の近くに住む経済力もないなら、子供を作らなければいいんですよ。
飯野加奈:はぁ?あなた、なんて事言うんですか!!ひどいにも程があります! 自分の言っていることがわかっているんですか!?頭おかしいんじゃないですか?
(ポカポカ殴る音)
司会者:警視庁は「自転車の三人乗りは危険で認められない。しかし複数の幼児を持つ家庭の大変さは理解できる。 三人乗りでも安全に乗る事ができる自転車があれば、三人乗りを認める」とコメントを出しています。
飯野加奈:お母さん方が「安全な3人乗り自転車」に乗るに越したことはありませんが、 その「安全な3人乗り自転車」は6万円以上になると言われているんです。
司会者:6万円ですか?普通の自転車は1万から2万円ですから、3倍以上の値段になるわけですね。
薄井ジョー:だから、経済力がないなら…
(ポカポカ殴る音)
司会者:一日も早く安くて安全な3人乗り自転車ができるといいですね。 では、このへんで。ごきげんよう。
- bikes with three seaters for mothers to ride with their two children
- situation for nursery in Japan
駐車する
家賃
経済的
警視庁
認める
複数
先程
外出
幼児
ほどがある 1) "–ni koshita koto wa nai", an expression which means "– is best."

Yasai wa mu-nōyaku ni koshita koto wa nai.
"Vegetables grown without chemicals are the best."

2) "ni mo hodo ga aru" as the expression used to complain to someone about his/her action which you think have gone too far.

Tabesugi ni mo hodo ga aru.
"You should not eat too much like that."

25 And Tomorrow's Forecast Is… weather forecast - talking about the weather 健二:クミ、そんなに、テレビを近くで見たら目が悪くなるぞ。
クミ:…うん…。
気象予報士:では、全国の明日のお天気です。 明日は、日本付近を覆う高気圧の影響で、晴れるところが多い見込みです。 ただし、四国から関東の太平洋側では雨が降りやすくなるでしょう。 大阪や、名古屋は昼前から、東京は昼過ぎから雨となるので、朝、雨が降っていなくても、忘れずに傘をお持ちください。 沖縄は曇りがちの天気が続く模様です。
健二:えー。明日は雨かぁ。
クミ:…ねぇ、健ちゃん、この人、カッコいいね。
健二:あ、こいつね。俺、大学時代、同じクラスだったんだ。 頭もいいし、性格もいい。おまけに、こいつの親は政治家で超金持ち。世の中、不公平だよなー。
クミ:健ちゃん。お願い!紹介して。
健二:え?
クミ:じょ、冗談よ。冗談。私には、健ちゃんが一番。
覆う
高気圧
見込み
模様
気象予報士
こいつ
不公平
おまけに
超~
1) Mikomi/ moyō used when talking about a weather forecast

Hareru tokoro ga ōi mikomi desu.
"Sunny skies are expected in many areas."

Kono ame wa, myōnichi made tsuzuku moyō desu.
"It will keep raining until tomorrow night."

2) "Gachi," a suffix indicating a likelihood or tendency to do something undesirable or to cause an undesirable change

Kumori gachi no tenki ga tsuzuku moyou desu.
"The sky is likely to be cloudy all day in Okinawa."