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Lesson Transcript

十五夜
うどんに卵を割り入れたものが「月見うどん」。
これは、「月を見ながら食べるうどん」という意味ではなく、卵の黄身が満月に見えることから命名されました。そう、日本人が黄色く丸い形状から連想するものは月なのです。それくらい、月は身近な存在であり、月を眺めるという行為は生活に溶け込んでいるといえるでしょう。
さて、日本では一年で最も明るく美しい月を鑑賞できるのが「十五夜」だと言われています。これは、日本の古いカレンダーで言えば8月15日の夜。現在のカレンダーでは9月7日から10月8日の間に訪れる満月の夜のことです。ちなみに、2010年は9月22日、2011年は9月12日,2012年は9月30日が十五夜です。
月見の歴史をたどると、なんと縄文時代(紀元前一万年から紀元前1000年くらいの時期)にまでさかのぼることができるとか。つまり、3000年以上前の日本人も月を見て楽しんでいたということになります。
時が過ぎて、平安時代になると貴族たちは月を愛でながら宴会を開いたり、舟に乗って水面(みなも)に映る月を楽しみながら短歌を作ったりしました。その後、月見の風習は次第に庶民や武士の間にも広まり、江戸時代になると稲の初穂やススキ、米の粉で作った団子、採れたばかりの秋の野菜や果物(里芋・くり・豆・梨など)、酒を供えて、その年の収穫に感謝する習慣へと変化し、現在まで続いています。
ところで、皆さんは「中秋(ちゅうしゅう)の名月」という言い回しを知っていますか。これは「秋の真ん中の時期に出る満月」という意味。つまり「十五夜」の別名です。
満月をじっと見ると、月の表面に影がみえますよね。日本ではあの影は「餅をついているうさぎの姿だ」と言われています。皆さんの目にはあの影が何に見えますか?

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